無職40代中年男と転職エージェントの付き合い方

厳しい現実を目の当たりにした。

求人検索をしていると、やってみたい仕事の求人を見つけた。

その求人に応募するためには、ある転職エージェントにサービスの利用申し込みをしなければならなかったので、その場で必要事項を記入しフォームから送信した。

その二日後、私の詳細な基本情報を知りたいから、履歴書と職務経歴書を送信してほしいとのメールがあった。

そこで、どのような募集案件にも適用できるように志望理由をに汎用的に作り変えて送信した。

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するとそこからさらに二日後、再度、連絡があった。

「現在、ご紹介できる案件はありませんでした」

そんなわけはない。このエージェント経由でしか応募できない求人を見て、今回連絡したのだ。

しかもこれは私のニッチな経験が求められている求人であって、そうそう応募者はいないはずだ。

予めメモしていた求人番号を添えて、応募だけでも検討してもらえるよう食い下がってみた。

するとその日のうちに返事が来て、検討してみたがやはり紹介することはできないとの回答だった。それだけではなく、この先も仕事を紹介することはできないと言い出した。

私もクレーマーになりたくはなかったものの、これはあまりに失礼だ。プロ野球選手のクビ宣告に近い。

さすがに頭に来たので、再度、抗議のメールをした。

確かに私は若くはなく、その他の諸条件なども考慮すれば先方の応募要件を満たしていないかもしれない。しかし、「この先も仕事は紹介しない」ということをハッキリ伝える必要性はないはずだ。

内心そう思っていたとしても、それを告げられた側は怒り出すという想像力が働かないものだろうか。社会人であれば、それくらいの配慮はあってしかるべきだろう。

結局、その上司から謝罪とともに、何かあればこちらから案件を紹介するとのメールが来た。

しかし、まあ、次の案件紹介はないだろう。それくらいは分かっている。

返信も比較的迅速に来るところからすれば、この転職会社の対応が悪いわけではなく、むしろ良心的な会社ではあるが、落胆このうえなしだ。

客観的に見れば、40歳を超えた中年男に対する企業の評価はこれくらいのものなのだろう。

最近いつも思うのことは、「もう少し若ければ」ということだ。

おそらく、40代無職はお呼びではない。要は、企業に高く売れない人材なのだ。

若い人材が欲しいのならそれを明記してくれればいいのだが、特例を除き、法律によりそれが禁じられている。

国は年齢による差別のない社会を作りたいのだろうが、まったく無駄な法律だ…

かえって私のような中年応募者の希望と手間が犠牲になっている気がしてならない。

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転職会社もボランティアではないので誰彼構わず紹介することはできないのかもしれないが、せめてそれなりの経験を積んだ者であれば、年齢が高くても紹介くらいはしてくれてもいいのに…。

こうなったら、同じような求人を他の転職サイトで見つけて個人で応募するしかない。本当に厳しい世の中になった。

これから何回もこうした経験をすることになるのだろう。ニッチな業界なだけに、広い砂浜から一粒の輝く砂粒を探すようなものだ。

こうしている間にも貯金はどんどん目減りしていく。失業給付があるうちはまだいい。しかし、それも長くは続かない。

本当に私を必要とする求人は見つかるのだろうか。失望と焦りがジワジワと湧き上がってくる。

しかし、やらなければ前進はない。

こうして明日も、自分に合いそうな仕事を探すことになる。

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