温かい食べ物と40代無職

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我が家の夕食では、たまに半額弁当が食卓に上る。

経済的困窮が極端に進んできているからではない。ちょっとした外食気分を味わうためだ。
私も妻も比較的小食なのでこれで十分足りる。

以前は月に二、三回ほど外食に出かけていたが、今はもうそれはできない。
気分が萎えないよう、外食に代わる手段として編み出された方法がこのお弁当だ。

妻が半額値札のついた弁当をスーパーで見つけたときに買い、それを遊び心で夕食にする。

安くあがるし夕飯を作る手間も省けるので一石二鳥だ。

決して人には言えるようなことではないが、案外、楽しい。

この弁当はイマイチだねとか、これはなかなかイケるねなどと話しながら食べている。

しかしこれには一つだけルールがある。食卓に出すときは必ず温めるのだ。
そして、キレイにお皿に盛り付けて二人で食べる。

温めるのは衛生上のこともあるが、それよりももっと重要な理由がある。

それは気持ちを豊かにするためだ。

私だけかもしれないが、温かいものを食べると気持が豊かになる気がするのだ。
気力が回復するという言い方のほうがしっくりくるかもしれない。

以前、冷めた状態で食べたことがあるが、パサパサしたものをただ噛んでいるだけで気持ち的に満足できず、おいしいとは思えなかった。

特に、無職のような今の状態にある時は気持が沈みがちだ。

だからこそ、カップ麺でもいいしカップスープでもいいから、なにか温かいものを一日に一回食べることはとても大切だと思う。

今日はもやしと卵を炒めて食べた。

決して豊かなおかずとはいえないが、温かいというだけで満足感があった。
貧しいときは貧しいなりに食生活を工夫しなければならない。

果たして、こんな生活が笑い話になる日は来るのだろうか。

気晴らしに、こちらもどうですか?

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倒産・パワハラ・ミスマッチを経験した男の無職ブログです。無職中年の転職失敗談をに詰め込みました。そんな男の行きつく結末は・・・
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