恐れていた事態が!無職40代中年男にかかってきた電話

自宅でPC作業をしていると、一本の電話がかかってきた。
スマホの着信画面をのぞいてみると、先日退職したアルバイト先からだった。

電話に出る前からなんとなく用件は予想はついた。
おそらく、私の後任であるAさん(【転職回顧録-外伝4】【転職回顧録-外伝5】を参照)からだろう。とはいえ、別の用件かもしれないので、いそいで電話に出てみた。

案の定Aさんだった。

どうやら、ある作業のやり方が分からなくなったので教えてほしいという内容だった。
その内容は2、3回ほど一緒にやったはずだが、Aさん自身がいっぱいいっぱいだったので、教えてもらったことは覚えているが、肝心のやり方は頭からスッポリと抜けてしまったようだ。

作業はPCの特別なツールを使って行うので、口頭だけでは説明しきれない。一応、電話口で説明はしたものの、やはりうまく説明できなかった。

そこで仕方なく、会社の近くの喫茶店まで出向き、そこで作業を説明することになった。本来なら、業務委託というかたちで職場まで行き、必要なお金をもらうところだ。

しかし、退職した私にヘルプを求めることは上司に言いにくかったらしく、今回の件は内緒にしておいてほしいと頼まれた。

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会社から正式な依頼を受けるのならば構わないが、個人的な依頼はこれっきりということを条件に渋々引き受けた。
そして、私を拘束した時間分のお金はAさんが自腹を切ることになった。

個人的なレッスンということになるのだが、なんだか不健全だ。

ということで今日は昼から都心に出向き、「個人的」な仕事をしてきた。
どこが分からなくなったかを確認してみると、あはり、エクセルで作ったツールの使い方に関するものだった。

これくらいなら周りに聞けば分かりそうなものだが、どうやらプライドがそれを許さなかったらしい。
プライドを持つのは大事な事だが、高すぎるプライドはかえって仕事の邪魔になるいい例だ。

結局、この「個人的」な仕事は2時間ほどで終わった。
やっぱり予想どおり、Aさんは引継ぎ内容を十分には理解できていなかった。

これでよく仕事が回っているなあというのが本音のところだ。
それでもうまくやっているということは、組織から誰かが抜けたとしても、仕事なんていうものは案外うまくいくものなのだ。

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その人の替えはたくさんいるのだ。
きっとどこの会社でもそれは同じで、つまるところ社会とはそういうものなのだと実感した。

帰り道、休憩がてら喫茶店に寄ることにした。
その店はチェーン店で、コーヒーが安い。

臨時収入もあったことだし、ケーキセットで一息ついた。
ふと周囲を見渡すと、スーツ姿で電話している人やノートパソコンをカタカタしている人がたくさんいる。
きっと外回りの営業さんなのだろう。バリバリと仕事をしている。
こういう仕事している人達を見ると、少し焦ってしまう。

でも、ホントはサボっている人もいるかもしれない。
私も営業しているとき、結構サボって喫茶店で仮眠していたことがある。熟睡はできなかったが。

急な電話で思いがけず仕事することになったが、それがかえって私によい気分転換の機会を与えてくれた。

もう私は前へ進むしかないのだ。

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