生活費に困った無職40代中年の衣食住

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だいぶ髪の毛が伸びてきた。

中途半端に長い。
年齢とともに髪が薄くなってきたので、バッサリと短くしたい。

以前は二か月に1回の頻度で散髪に行っていた。
気分転換もかねて5,000円くらいする美容院に通っていた。

しかし今は、そんな高価なところに行く余裕はない。
四か月に1回くらい、1,500円ほどのやすい床屋で丸坊主に近い長さにしている。
これだとしばらく髪を切らなくてよいからだ。

私の年齢だと、ただ丸坊主なだけだと不審者のような風貌になってしまう。
そこで、黒メガネをかけてうっすらヒゲを生やしている。
これであれば、丸坊主にしても違和感なく、ちょっとこざっぱりしたお洒落さんに見える。

結婚して無職になると、こういうところの出費をできるだけ抑えようと考えるようになる。

そして経済的に苦しくなると、真っ先に支出を切り詰めるのは衣食住のうち、衣と食だ。
髪型だけではなくて、服や靴もまたしかり。

最近はユニクロやGU以外で服を買った記憶がない。
靴もボロボロになる寸前まで同じものを履き続けている。

ところで今、妻との別居話が進んでいる。
近いうちに別の土地に引っ越すことになる予定だ。

新居は3~4,0000の安アパートを予定している。
今住んでいるところと比較すると格段に狭い。
しかし、シェアオフィスではあるものの事務所費用のことも考えると、家賃はこのくらいに抑える必要がある。

まさに、衣食住のすべてを切り詰めなければならない。
これが現実というものだ。

まあ、貧乏学生時代に戻ったと思えば、案外楽しいかもしれない。
好きなことをやって生きていこうとしているのだから、それくらいの制約はあって当然だろう。

とはいえ、いよいよ生活が苦しくなった場合はどうするか。

衣食足りて礼節を知るとは、昔の人はうまいことを言ったものだが、衣食のほかに住まで足りなくなってくると心がすさんでいきそうだ。

心がすさんでくると自暴自棄になりやすい。
自暴自棄になると生活が荒れる。

そうなったら、本当に知り合いにヘルプをお願いするしかない。

5年前まではこんなこと考えもしなかった。
平均以上の収入を得ていたため、生活が困窮するとは予想だにしなかった。

人生ってどうなるか全く分からない。
しかし、全く分からないのならば、好転する可能性もあるわけだ。

まだ始まったばかり。
さて、これからだ。

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