靴磨きで振り返る無職40代の人生模様

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面白そうな番組

先日の出来事。

日付が変わる少し前、なんとなくテレビをつけると面白そうな番組をやっていた。

それは、有楽町の駅前で定期的に靴磨きが店を開いており、そこに訪れた人々へインタビューするというもの。

最近はこうした靴磨きを見かけることはほとんどないが、物珍しさもあって順番待ちが出るほど盛況だった。

そして、なぜ靴を磨いてもらおうとしているのか、その理由を聞いていくという内容だった。

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靴を磨く理由とは

靴磨きを依頼する人には色々な理由があった。
なかでも、私の印象に残っているのは次の4人だった。

ケース1. 夫婦で来ていた男性:
結婚したときに奥さんが買ってくれた革靴を大事に履き続けていたが、革がくたびれてしまったのでピカピカにしてほしい。

ケース2. 一人で来ていた男性:
左遷により県外へ異動を命じられたが、頑張って本社付けで戻ってこれたので、その時に履いていた靴を記念にリストアしたい。

ケース3. 上司と来ていた20代の男性
「社会人の身だしなみとして足元の清潔感を大事にしておくべきだ」という上司に連れてきてもらった。

ケース4. 60代半ばの初老の男性
「靴は人となりをあらわすものだから、キレイにしておかないとね。」

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人生いろいろ

まさに人生いろいろ。

靴磨きの裏に隠された色々な人生模様を知ることができて、とても興味深い番組だった。

ボロボロの靴を履いている人の第一印象はよくない。

少なくとも、よく手入れされた靴を履いていて悪い印象は与えることはないだろう。

私は今、定職に就いていないので非常に不安定な生活を送っているが、革靴くらいはもっている。

靴磨きまでしてもらおうとは考えていないが、この先なにがあってもいいように、自分で手入れはしておこう。大人としての身だしなみだ。

靴磨きの理由にも色々とあるんだなあと思いながら、しばらくその番組を見入っていた。

ふりかえって自分のことを考えてみると、倒産したり、クビになったり、パワハラを受けたり、普通に生活しているとなかなか経験できない色々なことがあった。

そして、無職生活が続くと、世の中で不幸なのは自分だけだと考えがちになる。

しかし、私以外にも色々な事情を抱えて、苦労している人はたくさんいる。
みんな、つらい思いをしながらも、なんとかそれを乗り越えて生きているのだということを再認識させられた。

私もできることなら、この無職40代という現状を打破したい。

そして、何らかの形で社会復帰を果たすことができたら、有楽町まで行って革靴を磨いてもらおうかなと思っている。

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