【天国or地獄】40代底辺無職男の一次面接結果【真・転職回顧録-再起動編 18/29】

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一次面接の結果

ついに一次面接の結果が判明した!

私に来たメールのタイトルは「面接結果のご連絡」。

この手のタイトルの付け方は、私の感覚で95%以上の確率で不合格であることが多い。やはりまたダメだったか…

しかし、よくよく本文を読んでみると、結果はまさかの合格!

正直、ホッとした。手応えは感じていたが、その感覚は私の独りよがりではなかったようだ。

まだ一次面接に通過したばかりだが、こんな私でも面接に合格できたことはとても嬉しい。

次は最終面接とのことだったが、その前に課題の提出を求められた。

ここで変なものを作ってしまっては全てがダメになってしまう。

そこで、ここ二日ほどはその作業に集中していた。

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不安と迷い

これまでの経験を総動員して課題を仕上げた。

出来上がったものを妻にも見てもらい、分かりにくかったり見にくかったりする箇所を修正しながら、人に見られても恥ずかしくないものが出来上がった。

これで不合格ということにはならないだろう。

メールに添付して提出が終わり一息ついたものの、数日後には役員を交じえての最終面接が控えている。

前回は技術面の確認が主な内容だった。それに合格したということは、現場サイドでのゴーサインは出ているはず。

あとは、会社のビジョンや雰囲気に合う人物かどうかということを提出課題とあわせて、役員により総合判断されるのだろう。

そう考えると、『よほどのヘマをしなければ内定が出るだろう』という楽観的な思いと『やっぱりダメかもしれない』という不安が交互に頭をよぎる。

再就職における一番の不安とは?

それに加えて一番の不安はなんといっても職場環境だ。

もし内定が出たとしても、それが気になって即決できない。本当に自分に合う会社かどうか、不安でたまらないのだ。

完全に疑心暗鬼になっている。

私はこれまで3回ほど短期離職の経験がある。

そのいずれも十分な調査をしてきたうえで「ここなら大丈夫だろう」と判断して入社したはずだった。

しかし、ふたを開けるととんでもない職場だった。あまりにも古臭い慣習、パワハラの横行、高い離職率と色んな事があった。

どんなに調査したところで、やはり限界がある。実際にそこで働いてみなければ分からないことはたくさんあるのだ。

人によってはそれが苦にならないのかもしれないが、少なくとも私には無理だった。

自分にピッタリの職場など存在しないことは重々承知しているが、それでも不安が尽きない。

Image by StockSnapon Pixabay

ただ、よく振り返ってみると、短期離職した会社の面接には共通する特徴があったように思う。

それは回数と雰囲気だ。

面接が1回だけで、かつ質疑応答の時間が与えられなかった会社は漏れなく自分に合わない会社だった。

それを考えると、複数回の面接かつ穏やかな雰囲気だった今回の会社は長く働ける環境なのかもしれない。

しかし、そんなことを一人で考えていても埒があきそうにないので、しごとセンターのアドバイザーに相談してみることにした。

すると、『まずは内定をとることが先決ですよ。』と言われた。

まあそれはそうだ。

まだ何も決まっていない状況であれこれ考えてもしょうがない。全ては内定が出たときに考えればよい話なのだ。

客観的に考えればすぐ分かることなのに、いざ自分のこととなると正常な判断ができなくなって余計なことばかり考えてしまう。

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40代無職がテレビを見て思うこと

先日、30代の引きこもり問題を特集したニュースを見ていて考えてしまうことがあった。

働き盛りの青年が引きこもっていること自体も問題だが、それ以外にも、面倒を見る親の高齢化しており、精神的にも経済的にも限界が来ているという内容だった。

私の現状もこれとよく似ている。

両親は70代を過ぎており、世間一般でいうところの高齢者だ。

Image by Gerd Altmann on Pixabay

父は幸いにも足腰がしっかりしているので、まだ元気に仕事(自営)をしていているが、それもいつまで続くか分からない。

しかしある日突然、体調を崩してしまうことも十分に考えられる。

そうなる前にもう一度、私がしっかりと働いている姿を見せて安心させてあげたい。

おそらく、これが最後のチャンス。

だからこそ、次の職場は長く働ける環境であってほしいと強く思う。いや、長く働かなければいけない。

ゴチャゴチャ考える前にアドバイザーさんのいうとおり、まずは数日後の最終面接をクリアすることだけに集中しよう。

そう思いなおした私は、当日着用するワイシャツにアイロンをかけ、靴をピカピカに磨くのであった。

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 ◆真・転職回顧録-再起動編 19/29へ続く
次回:40代無職男、いざ最終面接に出陣(前編)

40代無職男、いざ最終面接に出陣(前編)【真・転職回顧録-再起動編 19/29】
遂に最終面接を受けてきました! 事前情報によると、社長を含めた複数の役員との面接になるとのこと。まずは身だしなみからということで、ワイシャツにアイロンをかけ、革靴をピカピカに磨き上げた。
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『【天国or地獄】40代底辺無職男の一次面接結果【真・転職回顧録-再起動編 18/29】』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2018/11/12(月) 19:11:15 ID:8dd378406 返信

    一つアドバイスなのですが、パワハラの場合は労働局に相談しに行ってパワハラを止めるよう斡旋の申請してみたり。それをやっても実際のところは強制力はないので状況は好転しないかもですし、会社の立場も悪くなる可能性もあるので、パワハラに関して訴訟という手もあります。感覚としては鬱になったのであればそれについて不法行為で戦って損害賠償請求なんかもできるかもしれません。労災の認定も受けられると思います。(証拠が重要になるので、何をされて嫌だったのか何がパワハラと言えるものだったのか客観的な証拠を集めておくことが大事です)40代さんは以上のようなことを覚えておけば、パワハラにあったとしてもそれはのちのち訴訟で有利な証拠になりうると思えて気が楽になると思いますよ。(労働者の味方をしてくれる弁護士とのつながりを作っておくことも大事ですあとは、地域ユニオンといわれる連合労組に加入するのも手です相談すれば状況が変えられると思います。そういうところはパワハラで飛込加入される方も多いですよ)労働者は立場は弱いですが様々な保護もなされています、そういった知識を持っているのと持っていないのとでは全然違います。正直ですね、パワハラの場合はおとなしく依願退職が一番使用者にとって嬉しいですし、やめる側に不利です。やめるにしても損害賠償金や慰藉料ふんだくってやるくらいの気持ちだといいですよ。

    • 名前:middle-man 投稿日:2018/11/17(土) 18:23:03 ID:07ed2f12f 返信

      匿名様

      コメントありがとうございます。
      今後の参考とさせていただきます。