【無職40代中年男の心境】退職後一週間が経過して…

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退職してから約一週間が経過した。

それまでは9時半にはオフィスの椅子に座り、その日の仕事の準備に取り掛かっていた。

仕事中は大人数のいるフロアで、デスクワークしたり会議に出たりで忙しく過ごし、気が付くともう終業時間。大体9時半には帰宅という日々を過ごしていた。

つまり、大体12時間は家を空けていた計算になる。

それが今では、朝8時起床し、家でPCなどの作業をしながら日中を過ごす毎日だ。
妻は仕事で外出しているので、家にいるのは私だけだ。

朝から夕方までのこの時間帯がなんともいえない気分になる。

それまでは日中、賑やかな仕事場にいるので気にも留めなかったが、平日この時間帯に家にいるのはたまらなく妙な気分だ。

「俺はこのままでいいのだろうか?」という罪悪感や焦り、そんな気持ちに駆られる。

もちろん、自分で仕事をやると決めているので遊んでいるわけではないのだが、とにかく落ち着かない。

結局、見るでもないテレビのスイッチを入れる。

入れてみたところで、芸能人の不倫や朝から同じことを取り上げているワイドショーしかやっていない。なので消音にして画面だけ付けている。

これだけでも少しは気が紛れる。

きっとこれは私だけでなく、一人で仕事をしている人間ならば誰しも感じることなのだろう。
個人事業主というのは孤独との戦いだと聞いたことはあるが、まさにそのとおりだ。

そう考えると、事務所を家にして作業するのは精神衛生上よろしくないのかもしれない。ここはやはり事務所を借りたいところだが、それはお金がかかりすぎる。

ということで今、引っ越し先の近くにあるシェアオフィスを検討している。

シェアオフィスとは、要は有料自習室のことだ。

自習室というと、受験や資格試験のための勉強部屋として借りるイメージだが、シェアオフィスの場合はそれとは微妙に異なる。

起業を考えている人や私のような個人事業主が一つのスペースに集まって各々作業をする場所だ。

もちろん個室プランもあるが、その場合は結構高い。

私のような資金に乏しい人間は、長机の空いているところに座る激安プランを利用する。早い話、フリーアドレスだ。

これなら、安いところで10,000/月ちょっとの出費で利用可能だ。

なるべくなら無駄な出費は避けたいところだが、これは仕事のための必要経費といったところか。

あらためて思うことは、人間っていう生き物は、孤独ではなかなかやっていけないということだ。
鬱などメンタルに不調をきたしている場合は別だが、基本的に無職になってもいいことはない。

時間的余裕は確かにあるのだが、ただそれだけだ。金銭的・精神的余裕がなければ何もできない。

別に誰かと一緒に仕事をしたいわけではないが、見ず知らずの人であっても、自分は一人じゃないと分かるだけで安心できる。

組織を嫌って飛び出した人間が、孤独を持て余すなんて、なんとも皮肉な話だ。

しかし、こんなことは想定のうちだろうと自分に言い聞かせつつ、仕事が早く軌道に乗るよう頑張らねば。

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