Cafe de 無職

~40代、50代の無職が集う場所~

そして40代無職は大きなお友達となった

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図書館の自習室へ行った。

普段とは異なり、夏休みに入った多くの中高生も自習室を利用するため、開館時間に合わせて図書館に入らなければ自習室の席を確保できない。

その日はなぜか人が少なかった。
登校日のためだろうと思いながら自習室に入り、お気に入りである一番前の窓際の席に座った。

パソコンに向かい一心不乱に記事を書いていると、その日はなにやらいつもと雰囲気が違っていた。
いつもは幅広い年齢層の利用者でいっぱいなのだが、その日だけは小学生が多かった。それも低学年から中学年といった低年齢層の子供たちばかりだ。

少しおかしいなとは感じたものの、私の作業には特に支障はないのでそのまま座っていると一人の大人が入ってきた。
これで仲間ができたと思い安堵していたが、その人は席に座ることなく、そのまま皆が見渡せる位置に立ち、大きな声でこんにちはと話し始めた。

明らかに異常事態だ。

周囲がザワついている。
私は動揺していたが、話し始めた人も私を見て動揺していた。

机の上をよく見ると、イベントの案内が記載された小さなチラシが置いてあった。どうやら、この部屋では、今から子供向け朗読会イベントが始まろうとしていたのだ。

チラシにはどなたでも参加歓迎と書かれてある。
誰でも参加歓迎としている以上、イベント司会者は私を追い出すことができなかったのではないだろうか。

いたたまれなくなった私はそっとPCを閉じ、笑いをこらえている子供たちの間をすり抜けて逃げるように部屋を出てきた。
あやうく、変質者と勘違いされるところだった。

とにかくその場から離れたくなり、帰宅することにした。

40代無職が大きなお友達になりかけた一日だった。

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