【40代無職中年男のお小遣い稼ぎ-2】売れるものと売れないもの

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40代無職のお店

フリマに出店してみようと考えた。

出品物は我が家の不要品だが、状態がよいものはそこそこある。早い場合で、30分後には売れたというケースも結構あるようだ。

また、他の出品状況などもリサーチしてみると、片手間で出しているような商品も結構売れているようだ。

ちゃんとやったら初心者の私でも結構いけそうな気がした。

そこで100均で買ってきたものを組み合わせて簡単な撮影ボックスを自作してみた。それを使って商品画像を撮影したところ、素人撮影とはみえないキレイ画像を撮ることができた。

そして満を持して出品。ひいき目に見てもお買い得商品を出した。結構、自信のある商品だ。

商品説明も細かく記載し、ちょっとしたエピソードなんかも入れつつ、なるべく柔らかい雰囲気の商品ページを作ってみた。

初めてにしてはそこそこいい出来だ。

さあどうなることかと待っていると、1時間後、さっそく引き合いがあった。細かなサイズを知りたいということだった。

より詳細な情報を返信したところ、あらためて検討してみるとのことだった。

わずか1時間でこの調子ならば、売れるのも時間の問題だろう。

これは幸先がよいと思い、調子に乗って、2品目、3品目と続けざまに出品してみた。数点出品していたほうが、より信頼してもらえそうな気がしたからだ。

そして待つこと数時間。

うってかわって何のアクション得られず、その日は何も売れなかった。

商品閲覧者はそこそこいるのだが、購入には至っていない。これは値段設定に問題があるのだろうかと思い、売れている同じカテゴリの商品をリサーチし、価格もそれと近い金額にしたみたものの反応はいまいち。

なかなかうまくいかないものだ。

こうした商売は難しいが、売れるための戦略を練る作業は好きだ。予想とおりの反応があったときはもっと楽しい。

結局、今に至るまで何の変化もないが、不用品なら我が家に結構あるのでまた何かを出品してみよう。ただ、それには下調べも必要だ。要はマーケティングだ。

所詮は素人調べだけれど、何もしないよりはマシな気がした。

そこで、所用で外出したついでに、近所の大型リサイクルショップに寄ってきた。私が出品したものと同じようなものが、実際の店舗ではいくらで売られているかを調べるためだ。

しょせんは中古品なので値段はピンキリだが、ブランド品は¥5,000~¥10,000を越るもの結構ある。ただ、そういったものは当然、それ以上の値段で売らなければいけない。

我が家にもブランド品ならいくつかあるが、¥10,000前後の値段では買い手が現れるのは難しそうだ。不良在庫になってしまいそうだ。

ということで高級路線は取らないことにした。

しかし、それ以外に売られているものを見ると、私の目から見ても二束三文の安物ばかりだ。よっぽど安くない限り、わざわざネットで買うほどのものではない。

40代無職は頑張ってみる

自宅の不用品をネットで売るって難しいんだなと思いながら店内をぶらぶらしていると、以前、私が売ったビジネスバッグを見つけた。このリサイクルショップで売ったのだから、まず間違いない。

元々はセレクトショップで\30,000ぐらいしたのだが、売ったときは\1,000の金額にしかならなかった。あまりの査定に低さにがっかりして帰ったのを覚えている。

そして今、いくらで売られているかというと\8,000。

それにしてもうまい商売を考えたものだなと思う。仕入れはお客の方から持ってくるし、利益率は高いし、こりゃボロ儲けだ。

さて、簡単なリサーチを終えて自宅に帰り、私が出品した商品がどうなっているかをワクワクしながらチェックしてみるとなんと、見事に何の反応もなし…

これ以上安くすると利益が薄すぎる。こりゃだめだ…

まあでもこうやって一喜一憂するのも楽しい。試行錯誤しながらもう少し続けてみよう。

不用品を売るだけなのでリスクもないし、何よりもいい勉強になりそうだ。

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