川内選手がすごい。
さっきニュースで知ったが、瀬古利彦以来31年ぶりにボストンマラソンで優勝した。
途中まではトップの選手に引き離されていたが、40kmで追い抜きそのまま大逆転でテープを切ったそうだ。
何がすごいって、この人はご存知のとおり公務員であること。
普段は普通に仕事をこなし、有給や公休日の範囲内で規模の大小問わず数多くの大会に参加して、それを練習代わりにしているという一風変わった調整法をしているらしい。
ここらへんは大体色々なメディアや本でも紹介されているが、まあ常識的な考え方からは大きく外れている。
上に書いた調整方法は、時間的制約などで選択肢がそれしか残されていなかった結果なのかもしれない。
一言でいうと異端児だ。きっと型にはまらない人なんだろう。
いや、型にはめてしまうと個性が死んでしまう人なのだ。
だから今の状態が最も力を発揮できるのだ。
彼と同じような雰囲気を醸し出している人は他にもいる。
私はサッカーファンなので、中田英寿と本田圭佑に同じものを感じる。
彼らも強烈な個性の持ち主だが、きっちり結果を出してきた。
日本サッカーをたびたび救ってきたのは紛れもない事実だ。
特に中田英寿は当時、世界最高峰リーグと言われたセリエAにおいて一世を風靡したといっても過言ではない。
メディアに不信感を抱いていたため、インタビューに対するぶっきらぼうな受け答えで批判もされてきたが、類まれなそのパスセンスと屈強な選手達をものともしないフィジカルで数多くの栄冠を手にして、周りを黙らせてきた。
彼らに共通しているのは、色々なバッシングを受けながらも自分の信念を曲げなかったということではないだろうか。
盲目的に自分を信じているのではなく、何らかの確信があってこそなのだろうが、それができるのは並大抵のことではない。
ということは、彼らの共通点は信念を曲げないことではなく、自分を信じ続けるということなのかもしれない。
実は、私は人の意見に流されやすい(会社を辞めるときだけは自分の考えを押し通すのだが…)。
だから、こういう人たちに憧れるし、尊敬する。
私はもうちょっと自分を信じてあげてもいいのかもしれない。
それができるだけの覚悟が少し足りない気がする。
個人事業主としてはそれくらいの心構えを備えておくべきなのかもしれない。
私も同様です。辞める時は自分の信念で辞めるのですが、入る時は他人に惑わされたりして、失敗いています。そこから学ぶこともありますが、今後は失敗は最小限にしたいです・・自分を信じて、お互いに頑張ってゆきましょう‼