悲しい現実
電車に乗っていると、多くのサラリーマンを見かける。
その日の時間帯は昼過ぎだったが、車内にはやはり移動中のサラリーマンが多くいた。
最近の若いサラリーマンにはおしゃれな人が多く、流行りの髪型にしている人も多くいた。
「私もあんな髪型にしたい。」
年甲斐もなくそう思ったが、物理的にできない理由があった。
禿げてきたからだ。
私も学生時代には、もてたい一心でいろんな髪型にしていた。
少し茶色にしたり、パーマをかけたり。
あの時に地肌を痛めつけすぎたかもしれない。
その影響がよりによって40代無職になったこの時期に出てくるとは・・・
特に頭頂部から前側にかけて、髪の毛が少なくなってきた。
あからさまに髪の毛が抜け落ちているわけではないが、髪の生える密度が少なくなっているのは明らかだ。
照明に照らされると地肌が目立ち、禿げてきているのがよく分かる。
雨の日などは雨粒が地肌を直撃するのを感じて少し悲しくなる。
それだけでなく、最近、部分的に髪の毛が少なくなってる箇所がある。
まるで円形脱毛症になったかのようだ。
今後の予定
この調子で行くと、おそらく2年以内に毛髪量が2/3に減少するだろう。
こんな自分に似合う髪型は丸坊主しかない。
かろうじて残るわずかな髪の毛を横から強引にもってくるようなことはしたくない。
今すぐにでも丸坊主にしたいくらいだ。
そうしなければいけない気がする。
「俺は禿げたら丸坊主にする」
妻にそう宣言したところ、意外な答えが帰ってきた。
「それだけはやめてほしい。」
なんでも、おじさん臭くなるからということだった。
私の友人も禿げてきているが、彼もやはり奥さんに同じようなことを言われたらしい。
男性と女性では考え方がずいぶんと違うものだ。
しかしこれ以上禿げてきたら私は断固として丸坊主にする。
そしてヒゲをキレイに生やして眼鏡でもすれば、少しはマシな見た目にはなるんじゃないだろうか。
ただ、バーコードにするのだけは避けたい。バーコードの無職とあっては目も当てられない。
今は育毛剤でなんとかしのいでいるが、CMに出てくるようなものは高くて買えないのでプライベートブランドを愛用している。
効果があるかどうかは分からないが気休めくらいにはなるだろう…
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