相撲取りのおかげで40代無職は英語に取り組み始めた

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38歳のお相撲さん

彼は相撲取りとしては比較的小柄なため、その将来性を疑問視する声が絶えなかったという。

しかし、それを打ち消すため、体格的に劣る部分をカバーするためにたくさん食べ、周りの人が休んでいる間も筋力トレーニングに励み、マッサージなど体のケアも欠かなかったそうだ。

そんな苦労を重ねながら無我夢中で稽古に励み、最終的にある程度の番付まで上がることができた。

そして今現在も、大きなケガもせず現役を続けている。

その世界で生きていくんだという覚悟がすごいと思った。私に欠けているのはきっとこういった姿勢か…

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無職は三日坊主になりがち

いざ自分の場合はどうなのだろうと振り返りをしてみた。

少し前、自己啓発の一環として取り組み始めたことの一つに速読がある。

何かの足しになればと意気込んだものの、結局、3日坊主で終わってしまった。

時間はたっぷりあるのだからと思っているうちに、後回しになってしまった。

今日は疲れたからといって休んでしまってから、そのままズルズルと中断してしまい、購入した本は本棚に眠っている。

これでまた振出しに戻ってしまった。自己嫌悪でいっぱいだ。

あのお相撲さんにも、サボりたいと思った日は何回もあっただろう。

しかし、それを乗り越えたからこそ、現役選手の平均年齢を大きく超えた今も現役でいられるのだろう。

また、カズやイチローなどの偉大な選手は、単純な基礎トレーニングほど重要視して毎日欠かさず繰り返しているという。

きっと才能の有無は関係なく、継続できた人が最後に笑うのだ。結果を出せるのは、継続できる人なのだろうと実感した。

競技の才能以上に、ひとつのことを継続する意思の強さがあるのだろう。

思えば私は色々な会社に勤めてきたが、どこも長続きしなかったために専門的なキャリアを積むことができず、今のような苦境に立たされている。

自分の力ではどうしようもないケースもあったにせよ、忍耐が足りなかったところは真摯に受け止めて反省しなければならない。

そもそも私は、鼻息を荒くして事に臨むと長くは続かない性格だ。
むしろ、ゆったりした気分でもう一度何かに取り組んでみよう。

思えば、三日坊主となってしまった速読は続けるのが苦痛だった。

速読を楽しめる人は別だが、私の場合は、少しでも自分の能力を向上させなければという義務感から始めたからだろう。

義務感から始めると継続することが難しくなる。

やはり、私のような凡人には、興味が持てないことを続けるのは難しいようだ。

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無職が性懲りもなくまた始めたこと

ふと昔のことを思い出した。それは中学生の時のことだ。

私はもともと英語が得意で、テストでは90点を下回ることはなかった。

真面目に勉強していたおかげもあるが、それ以外にも、就寝時に軽い気持ちで英語の薄い短編小説を読んでいたことも要因だったのかもしれない。

細かな文法は無視してとにかく読み進めて、意味のとれない難しい箇所は注釈を参照しながら繰り返し読んでいた。

そのおかげもあってか、長文の読解に困ることはなかった。

ということで、今回は原点回帰という意味で薄い英会話の本を購入してきた。最終的には、海外映画やドラマを字幕なしで見てみたい。

内容も文法ガチガチの解説書ではなく、アメリカの人気ドラマをベースにしたもので、これなら楽しみながら続けられそうだった。

値段も1000円しないので、もし本棚の肥やしになったとしても懐はそれほど痛まない。

ただ、このPCで閲覧するには外付けのCD/DVDドライブを購入しないといけない。これは近所のハードオフで1500円くらいで購入してきた。

まあ、必要経費か…

まあとにかく変な下心を出さず、英会話を気楽な感じで楽しむくらいの気持ちで取り組んでみようと思う。

お相撲さんのおかげで大事なことを思い出すことができた。どうもありがとう。

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