PC故障に凍り付く
2週間ほど前、非常に困った事態が起きた。
それはまさかのPC故障。
起動するとブルースクリーンになってしまい、キーボードの入力をまったく受け付けなくなってしまった。
サーバーへのログイン情報は全てこのPC内にメモしているので、せめてそれだけでも救出しなければ…
それすらできないとなるとブログが更新できなくなる。とはいえ、コロナの影響でどのお店も閉まっている。
この状況では修理を受け付けてくれる店があるかどうかわからない。
私は仕方なく、修理してくれるお店が再開するまで待つしかなかった。
その後、引き受けてくれるお店をなんとか見つけて修理を依頼。
今はなんとか復旧に成功して事なきを得ましたが、そんなこともあってここしばらくはコメント返信や更新ができませんでした。
チームが呼ばれた真相
さて、本題。
前回の記事では、コロナが収束の兆候を見せ始め、私の会社でも一部リモートワークが緩和され、週一での出社となったことまでを報告した。
今回の記事はその続き。
午前ミーティングの後の昼食会が終わって帰宅の準備を始める人がいるなか、社長から会議室にもう一度集まるように声がかけられた。
何事かと思ったが、その内容は軽く衝撃だった。
それは、給与の削減…
どうやらコロナの影響で売り上げが減少している取引先が予想を上回る勢いらしく、必然的に我が社もそのあおりを食らったらしい。
今月の給料はまだ大丈夫だが、給与カットは来月分からということだった。
減額は人にもよるが、私の場合は割合して約5%いくかいかないくらいのようだ。金額にすれば大したことはないのかもしれないし、管理職はもっと減っているのかもしれない。
しかし私は元々が安月給なうえに契約社員なのでボーナスはない。それだけに今回の決定は非常につらい。
それにしても、今日を出社日にした真の目的はこれだったようだ。
私は、同年代の平均年収からますます遠ざかってしまうことになった…
モチベーションダウン
ニュースでは、コロナの影響で失業した非正規労働者が増加しているという。
それを考えるとまだマシなのかもしれないが、給料が削減されたことを考えると、この先、私の身分だってどうなるか分からない。
それを考えると、なんだかバカらしくなってきた。
この会社では色々な事件などがありながらも頑張ってきたし、月給に比べて責任の重い仕事内容だと思っている。
それだけに、歯を食いしばって仕事にもかかわらず給料が減ってしまうのはどうにもやりきれない。
そして、給料が少なくなったことを考えると果たしてこの先、正社員になれるかどうかも怪しい。
私には会社の倒産により離職した苦い経験があるので、こうした事態が突然やって来ることは身に染みて分かっている。そのときのことが頭をよぎる。
今の社会情勢を考えれば仕方のないことではあるが、どうにも切ない。
そんなことを考えているうちにモチベーションが激しくダウンしてきた。
無茶なお客さん
そして16時すぎに帰宅。
終業時刻までにはまだ少し時間があるので、引き続き自宅でリモートワークを開始した。
とはいえ、先ほどのことでヤル気は大幅に下がっている。
そんな時にお客さんから電話が!
このお客さんは以前から無茶なことを言ってきたり、ことあるごとに問い合わせの電話をかけてきたりして社内からは煙たがられる存在だ。
そのお客さんがこんな時に電話してくるなんて、まさに泣きっ面に蜂。
しかし、出ないわけにはいかない。
嫌々ながらも電話に出ると、要件は納期のこと。
コロナの影響で色々と大変らしく、納品を二週間ほど早めてしてということだった。
とはいえ、平時であってもその要求は非常に厳しいし、ましてや今はこんな状況。
それに私の一存で簡単にYESと言えるわけがない。
本来なら折り返しご連絡しますというところだが、この時ばかりは『今の状況では難しいのでそうした約束はできない』と即答した。
すると、『二週間がダメならせめて10日ほど早めてくれないか?』と食い下がられた。
給料削減のおかげで精神的に疲れてしまっていたので、『私の権限ではお答えすることができないので、上の者に直接メールしてほしい。こちらからもこの話は連絡はしておく』と伝えて電話を切ることに。
こうした行為は褒められることではないが、私のような平社員が安易に判断して良いことでもない。たまには上長にヘルプをお願いしたっていいだろう。
コロナの影響は計り知れない
それにしても、給与削減事件のインパクトは大きかった。
削減後の給与額は、アルバイト時代を除けば今までのサラリーマン生活の中で最も少ない。
もちろん、一人暮らしなら生活できない金額ではないが、将来に希望の持てるようなものでもない。
あらためて考えると、自分自身がこうした状況に陥ってしまっていることに衝撃を受ける。
ふと時計に目をやると、時刻は18時半を過ぎていた。
むしゃくしゃしたときは美味しいものを食べるに限る。
とはいえ、贅沢はできない。
そこで、手軽でおいしい牛丼を食べることにした。
行き先は吉野家。牛丼屋の中では吉野家が一番好きなのだ。お店は自宅から10分ほど歩いたところにある。
この時はまだ緊急事態宣言は解除されていなかったので、お客さんは少ない。
その中の一人に少しくたびれた背広を着た私より少し年上のサラリーマンがいた。
その人をチラリと見て『この人もきっと大変なんだろうなあ』と思いながら、自分の行く末を案ずる私だった。
気晴らしに、こちらもどうですか?
私の転落人生はここから始まりました
PCの故障、大変でしたね(>_<)
わざわざで出社日にしたのは給与の削減を通達するためでしたか・・・。
冷静に考えると想定できたことかもしれませんが、いきなり言われたら衝撃的ですね(((・・;)
middle-manさんが言及されているとおり、失業した方やもっと減った方がいるかもしれませんがモチベーションを下げない方が難しいですよね。
ここまでの記事を通してmiddle-manさんが頑張ってこられたことが分かるので、読んでいる方も何とも切なくなってしまいます。
ちなみに私はすき家派です。
これまで住んできた場所の近くに吉野家や松屋がなかったので(^_^;)