おまけの回答
次の記事でなぞなぞのようなものを出しました。
まずはその答え合わせからいきます。
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答えは・・・2の『マーボ豆腐まみれになる』です!
それにしてもなぜそんな事態になってしまったのか?
今日はその経緯をお話しします。
なかなか笑えない状況になっています。
ことの発端
なぜこんな凄惨な事件が起きたかというと、これには仕事が深く関係している。
ことの発端は、事件の起きた2~3週間前のことだ。
私の入社三か月前に前に退職した人がいた。
そのとき、社内ではあるプロジェクトが進行しており、その指揮を執っていたのがマネージャーさん。そして、退職した人が実行部隊として動いていた。
今度は私がその実行部隊を引き継ついだかたちになる。
ところが、このプロジェクトはなかなかの泥沼だった。
詳しい内容は言えないが、お客さんに結構な負担を強いてしまうもので、それまで提供していたサービスの1/5を廃止するというものだった。

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この廃止サービスのなかには便利なものも含まれていて、それがなくなってしまうことでかなりの手間が増えてしまうというものだった。
それに加えて、利用料金がやや増えるという最悪のパターン。まさに改悪と言うほかない。
しかし、入社も間もない私はそれがどれだけの反発を食らうかを十分に理解していなかった。細かい内容まで理解していなかった私も悪かったのだが、今思うと、マネージャーさんもマネージャーさんだ。
お客さんからどれだけの反発を食らうかをまったく想定しないまま、制度改悪を実行してしまったのだ。
各社の反応
お客さんの会社の規模は大きいところから小さなところまで様々だ。
そして、サービス改悪後、ほぼ全てのお客さんから反発や問い合わせのメールが殺到した!
それに焦ったのが私だ。
なにせ、怒りや混乱の矛先はすべて私に向けられていた。
慌ててことの経緯を説明し、なんとかしてそれぞれのお客さんに協力を求めた。
そのおかげで約半分のお客さんは渋々と言った感じで応じてくれたが、問題は残り半分だ。
納得してくれる気配は全くない。
それはそうだ。向こうの言い分はよ~く分かる。私なら絶対譲らない。

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そしてここから私の苦闘が始まる。
連日のように苦情のメールや電話が鳴り響く。
今までこんな経験がなかった私は軽くパニックになり、半ば逆ギレのような感じで対応することもあった。
私は毎日、精神的に疲労困憊していた。
マネージャーさんに相談してみるも、彼は私に仕事を丸投げしたように問題から逃げているように見えた。
朝の通勤が本当に憂鬱で仕方がなかった。
やがて事件は起きた
そんなある日、事件は遂に起きた!
その日、近くの定食屋で昼飯を食べていた私は急に気分が悪くなった。
少しの間、それを我慢していたが、気付くと私の顔はマーボ豆腐に顔を埋まっていた。
一瞬、自分の身に何が起きたか理解できなかったが、なにかに顔が埋まっていることだけは分かった。
これはウソのような本当の話だ。
おそらく、自分でも気づかないうちに意識がどこかでふっと途切れたのだろう。その拍子に私は前のめりに突っ伏したのだと思う。
正直、その時のことは全く覚えていない。
幸いにもマーボは熱々ということもなかったので火傷はなかった。
しかし、顔と胸元がぐちゃぐちゃだ。
さすがにこれはマズいと思ってすぐさま会社に戻ったが、オフィスに入った途端、社内がちょっとした騒ぎになった。
私はトイレですぐさまマーボをぬぐい取った。
事情を知ったマネージャーさんはさすがに『今日はもう帰って安静にしてください』と言ってくれたので、そのまま午後半休をとることにした。
しかし、元をただせばあんたが悪いんじゃないか!

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それにしてもなぜこんなことになったのか、その理由は明らかだ。
連日のように苦情処理をしていたことで自分の中に大きなストレスが蓄積していたのだろう。
それがこの惨劇を生んだのだ。間違いない。
正直、こんな仕事をこの先何十年も続けるのは心底嫌だし無理だと思った。
人の出入りが多いというのもうなずける気がする。
なぜこんなことになってしまったのだろう。
もしかして私はまたハズレくじをひいてしまったのだろうか?
帰宅してすぐにシャワーを浴び、そのまま布団に潜り込んだ。
仕事にほとほと嫌気がさした私は、翌日、会社を休んだのであった…
私の転落人生はここから始まった。

匿名さま
コメントありがとうございます。
ほんとうにそのとおりです。
すでに末期症状かもしれません(^^;