記事更新の頻度低下について
この一ヶ月、色々とあって肉体的・精神的にもけっこう疲れていた。
その間、ブログ更新やコメント返信のことが気にかかっていたが、どうしてもパソコンを立ち上げる気になれなかった…
しかし、色々と進展があったので、なんとか記事を書かなければと重い腰を上げた。
前回記事から随分と間隔を空けてしまったので、ここまでの結果をまとめておきたい。
(※現状と記事内容には若干のタイムラグがありますので、ご了承ください)
まず、現在の持ち駒は2つ。
一つ目は、食品会社。ここは奇跡的に書類選考に通過し面接を受けてきた。その結果はまだが、結構な手ごたえを感じている。おそらく、一次面接は通過したのではないだろうか。
そして二つ目はドイツ系企業。ここは応募済みであるものの、書類選考の結果はまだ来ていない。
今後の就活は、これら二社を中心に進んでいくと思われた。
ドイツ系企業に応募してから
食品会社の面接結果はまだ来ない。多少の時間がかかるのは織り込み済みだ。全力を尽くしたので、ここは待つしかない。
そしてもう一つ気になるのはもちろん、ドイツ系外資系企業の書類選考結果だ。
そもそもこんな会社がハローワークに求人を出していること自体、不思議でしょうがなかった。
そしてついに、先方からの連絡予定日がやってきた。
もう朝から気が気ではなかった。
本来なら、いつもの図書館で過ごしながら気を紛らわすところだが、あいにくこの日は休館日。
とはいえ家にいても落ち着かないので、ノートPCを持っていつもの喫茶店で時間をつぶすことにした。幸いにもモバイルルーターがあるので、出先からでもメールのチェックは可能だ。
コーヒーを飲みながら30分おきにメールを確認するものの、受信するメールは転職サイトからのものばかり。
ハッキリ言って、こんな精神状態ではまったく落ち着かない。
結局、喫茶店で2時間ほど粘ったが、コーヒー一杯ではさすがに時間的な限界が来たので、私は場所を移すことにした。
かといって気持ちを落ち着けられる場所が他にあるわけでもない。
あれこれ考えた挙句、都心へブラリ散歩に繰り出すことにした。
交通費は若干痛いが、これは必要経費ということで気持ちをごまかし、まずは表参道に行ってみることにした。
それにしてもなぜ表参道なのか?もちろんこれまでに何度か行ったことはある。
しかし、その時は時間がなかったので雰囲気を楽しむことができなかった。そこでこれを機会に、一度じっくりと歩いてみようと思ったのだ。
中年無職バツイチ散歩
平日の昼下がり。
中年無職バツイチ男はおしゃれの代名詞である表参道に降り立った。
クリスマスシーズンほどではないものの、やはり人が多い。通りを歩く人はみんな、お洒落でキラキラしている気がする。
さすがにここは他とは雰囲気が違う気がする。
負のオーラを全身にまとった私がこんなところに来てもいいのだろうか?
少しばかり卑屈になりながらも、表参道ヒルズと呼ばれるビルに入ってウィンドウショッピングしたり、ドラマのワンシーンによく出てくる歩道橋を歩いたりしてみたものの、とりたててこれといった新しい発見はない。
そんなことを考えながらも、テレビによく出てくるような通りをキョロキョロ歩くこと2時間。
飽きた…
やっぱりこういうところは、精神的に安定した状態で来ないと面白くないのかもしれない。
でも、散歩のおかげで、受信メールに一喜一憂せずに済んだだけでも、当初の目的を達成できたのではないだろうか。
さて、夕方近くになってきたことだしそろそろ帰ろう…
経った数時間の滞在だったが、歩き疲れていたのだろう。帰りの電車の中で私は気付かないうちに眠ってしまっていた。
最寄り駅で飛び起き、そこからトボトボと歩いて自宅に辿り着いた私は、夕飯の準備に取り掛かった。
メニューはいつもと変わり映えせず、しょうゆとみりんで煮込んだ鶏ササミと野菜の煮物だ。
決してマズくはないが、いつもと同じ味に飽きつつある。
やがて夕食を終え、いよいよドキドキのメールチェックの時間!
受信ボタンを押すと、新着メール50件の表示が。このなかにははたして、私が首を長くして待っていたメールが含まれているのだろうか?
結果は来ていた
そいつはやって来ていた!
どうやら16時ごろに送られてきたようだ。
いつものように件名チェックから行ったものの、それだけでは内容は予測しにくかった。
期待と不安が入り混じるなか、恐る恐るクリックすると、そこには…
なんと、面接の案内が!
やはりダメ元でも応募してみるものだ。
ドイツ系企業ということもあり、もしかして英語のメールが送られてくるんじゃないかと思っていたが、ちゃんと日本語のメールで時間や場所が指定されていた。
そしてメール本文の最後には驚くようなメッセージが添えられていた。
それは、短い文面ではあるものの、私の経歴を肯定的に捉えてくれた嬉しいコメント書かれているではないか!
こ、これが外国の文化?
これまでは『職を変え過ぎ』だの『一貫性がないな』などと、面接では散々怪訝な顔をされてきたが、国の文化が異なれば反応がこうも変わるものなのか…
そんなちょっとしたカルチャーショックも受けつつ、ここに来てまさかの2連勝。良い意味で驚きの連続に興奮することしきりだった私だが、一晩眠るとやっと一息付けた。
とはいえ、ここで完全に息を抜いては足元をすくわれてしまう。
私は前回の食品会社と同様、すぐさま面接対策を練ることにした。
相手に刺さるアピールとは?
ところで、この会社は以前働いていた会社とはほぼ同業他社にあたるが、実は私はこの会社のことは全く知らなかった。
それもそのはず、この会社の業態は多岐にわたるため、当時在籍していた会社とは異なる面が多々あるからだ。
しかし、結構な部分で業務領域が重なる。それだけに、経験者として私がこの会社で取り組みんでいきたいテーマを面接の場で伝えたかった。
一体なにが面接官の心に深く刺さるのだろうか、う~ん、やはり難しい。
しかし、ここで諦めるわけにはいかない。もう少し頑張れば、人生再スタートのきっかけを掴むことができるかもしれないのだ。
私は翌朝まで悩んだ挙句、テーマを二つに絞った。
でも、もしかしたら私が考え付くようなこと既に社内で検討済みなのかもしれない。
しかしそんなことはどうでもよかった。
要は、こちらの熱意が相手に伝わればそれでいいのだ。
仮に内定が取れて思ったような部署に配属されなかったとしても、それはその時に全力を尽くすだけだ。
半ばヤケ気味ではあったものの、ある程度のイメージが固まったので、それを一枚のパワポ資料にまとめることにした。
そして面接日を迎えた。
前日は不思議なほどよく眠れた。自分にできるだけのことをやり尽くしたからかもしれない。
これでダメならそれまでだ。縁がなかったと思って諦めよう。
面接場所は六本木。
なんだ、この前散歩した表参道とすぐ近くじゃないか!もしかしたら、これは何かの縁かもしれない!
約束の一時間前に六本木一丁目駅に到着した私は、喫茶店に入って気分を落ち着けることにした。
しかし、土地柄なのかは分からないが、この辺りにはドトールが見つからない!というか、ない!
ウロウロした挙句、モスバーガーを見つけたのでそこでコーヒータイムをとることにした。
さて、いったい面接官はいったいどんな人なのだろうか?
『やはりドイツ人か?』
『そうだとしたら、俺、英語話せないぞ?話は通じるのか?』
『せっかく作ってきたこの資料、全部日本語だぞ?理解してもらえるのか?』
コーヒーを飲んで気持ちを落ち着けるはずだったのに、今までに感じたことのない不安がどっと押し寄せてきた。
一年前まではまさかこんな状況になるとは思っていなかったので、本当に人生はどうなるか分からない…
◆真・転職回顧録-再びの就活編 23/27へ続く
次回:【40代無職男】お詫びと近況報告
https://kokoroman.com/owabi-musyoku/
ここにお詫びと近況少し記載されてますよ。どうも再就職成功したっぽい?
いずれにせよ元気にされてるようでよかったです。