外国人労働者は無職40代男の脅威になり得るか?

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ネットサーフィンをしていると興味深い記事を見つけた。それはブログの書き方を説明する内容だった。

ブログ主に寄せられる質問の中で圧倒的に多いのは「ネタに困ったときどうすればいいのか?」というものらしい。

それに対する答えは「感情を揺さぶられたことを書けばよい」ということらしい。

なるほど。

確かに私も、無職の鬱憤を吐き出すためにこのブログを始めたので、妙に納得できる。

そして、つい最近、私にも感情を揺さぶられたことがあった。

中年お断り

indeedで求人を探していると、これまでの経験を活かせそうな仕事を見つけた。

この求人の掲載元はまだ利用したことのない転職サイトだったので、さっそく登録してみると、運営会社から折り返し連絡しますとのメールが送られてきた。

その二日後、そのとおりにメールが送られてきたのだが、「ご紹介できる案件がないため、提案可能な求人が見つかり次第連絡します」とのことだった。

つまり、「あなたは企業に売り込める人材ではないので利用させません」ということらしい。

最初に登録した内容と言えば、氏名・メールアドレス・希望職種・年齢くらいのものなので、サイト利用を断られた要因は年齢くらいしか思いつかない。

予め断っておくと、ここは大手転職サイトの姉妹サイトで、特定の業界に特化しており、フィッシングサイトのような怪しいものではない。

結局、転職市場では若さこそ最大の武器だというということをまざまざと突きつけられた感じだ。

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転職の壁

35歳を過ぎると転職するのがグッと難しくなるという。そういう意味で、35歳という年齢は「転職の壁」と言われている。

私はこの壁をとうに過ぎた年齢だ。厳しいのは当たり前か…

ところがそんな私であっても、色々な企業からスカウトメールが送られてくる。複数の転職サイトに登録しているとよく見られる光景の一つだ。

頻繁にスカウトを送ってくる業種としては、タクシー運転手、建売り住宅の営業、警備会社、客先常駐エンジニアなど。

職業に貴賎なしとの格言がある。まさにそのとおりだと思うが、私にこれらの仕事をこなせるとはとても思えない。

そもそも私はこれまでに営業職を経験したこともあったが、その仕事自体に面白みを感じなかったし、社長と上司を乗せて社用車を運転中に路肩の縁石にぶつけたし、警備の仕事に面白みを感じられるとは思えない。

また、客先常駐はデスマーチにはまりやすいので、自ら泥沼に入るような真似はしたくはない。

はっきりいって、これらの仕事は自分に向いていないのだ。

無職のくせに選り好みしている場合ではないとの声も聞こえてきそうだが、その人に向いていない仕事は確実に存在する。

内定が出やすいからと安易にそんな仕事に就いてしまえば、悲劇が待っているだけだ。

今、幸いにも最終面接までに進んでいる企業がある。ということは、私の経験を求めているところはまだあるということなのだと勝手に解釈している。

そのため、上に挙げた仕事を選択肢に含めるのは、ホームレスに片足を突っ込んだ状態になってからでいいだろう。

結局、なり手が見つからない仕事は人手不足なので、サイト登録者に絨毯爆撃的にスカウトメールが送られているのだと思う。

外国人技能実習生という黒船

人がやりたがらない仕事ということに関連して、外国人労働者のことを思い出した。なぜなら彼らは、将来の私にとって脅威になり得る存在だからだ。

最近、出入国管理法の改正案が国会で審議されており、外国人技能実習生制度の延長線上にあるような新制度が創設されようとしている。

この制度は、人手不足の業種に対する専門性・技能を持つ人材を受け入れるため、「特定技能1号」と「特定技能2号」を新設を目的としており、新たな外国人材の受入れに関するものだ。

法務省入国管理局のホームページにはハッキリと「人手不足の分野に着目」と明言していることから、将来の私は、彼らと仕事を奪い合わなければいけないのかもしれない。

そうなると、私のような人間が職にあぶれてどうしようもなくなった時、この制度が影響して、今よりももっと困ったことになりそうだ。

つまり、日本人の私には、人がやりたがらない仕事でさえも見つかりにくくなるのではないだろうか。

そう考えるととても恐ろしい。

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ちょっとした焦り

内にあっては企業の採用スタンス、外にあっては外国人労働者。

内外の板挟みでますます仕事探しが難しくなりそうだ。一刻も早く仕事を決めなければいけない。それも自分の経験を活かせるものを…

ところで今日は転職フェアの最終日で、仕事探しには絶好の機会と思われたが、結局参加するのはやめた。

出展企業見てみると、私の経験を買ってくれそうなところはなかったからだ。

よくよく考えたら、今までフェアに参加してその後の面接につながったことは1回しかなかった。その面接も無意味なものだった。

モチベーションアップには最適だが、あまり気乗りがしない時には無理してまで行かなくとも、自宅で求人検索をしたり資格試験の勉強時間に充てた方がいいかもしれない。

社会情勢などの影響により、再就職のさらなるスピードアップを図らなければいけない時期に来ている。

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気晴らしに、こちらもどうですか?

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倒産・パワハラ・ミスマッチを経験した男の無職ブログです。無職中年の転職失敗談をに詰め込みました。そんな男の行きつく結末は・・・
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『外国人労働者は無職40代男の脅威になり得るか?』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2018/11/24(土) 21:17:50 ID:cb37dc71a 返信

    あの……
    政府は技能実習生制度に手を加えようとしていますか?間接的にはあるかもですけど。

    それと入管法改正は新在留資格の創設とその受け入れ制度についてのものだと思うのですが。技能実習生の受け入れに関しての上限規制の話ではないのでは?
    本当に政府は技能実習制度を利用して労働力確保を行う方向で進めていくっていうことですかね?

    正確な知識を学んだうえで話はしたほうが良いよ。なんかこうレベルが知れる。

    社会人ならもっと社会について知ってないと……恥ずかしいと思うのですが。

    • 名前:middle-man 投稿日:2018/11/24(土) 22:30:19 ID:f201bdbf2 返信

      匿名様

      コメントありがとうございます。

      確かに、私の認識に誤りがありました。ニュースを見て新在留資格と既存の実習生制度を混同していました。

      人手不足の業種に対する専門性・技能を持つ人材を受け入れるため、「特定技能1号」と「特定技能2号」を新制度として導入しようとしているようですね。
      通算で5年を上限とするのはこの「特定技能1号」でした。

      記事も修正しました。

      ご指摘ありがとうございました。