アドバイザーによる応募書類の添削
突然の方針転換により、再び就職活動に精を出し始めた。
そんな私が利用しているサービスのうちの一つが東京しごとセンターだ。今、ここのアドバイザーさんと一緒に応募書類を見直している。
自分の中である程度の書き方が定まっていたこともあり、比較的早い段階でGOサインができた。
あらためて出来上がったものをながめてみると、最初のものよりも随分シェイプアップされた感じだ。
また、当初はエクセルで作っていた履歴書も職務経歴書をワードで作成しなおした。一般的にワードは使いにくいとの評判だし、私もそう感じていたが、色々と調べながら作成すると、これが結構使いやすい。
改ページを考えなくてよいし、表の分割や文頭揃えなどを理解すれば、十分キレイな書式が出来上がった。
それだけでなく、編年体形式からキャリア形式に変更することで、転職回数の多さやキャリアのチグハグさも薄まった感じがするし、アピールしたい点も目立たせることもできた。
プロの指導を受けるとだいぶ効果があることを実感した。
なにをどうするか
応募書類のブラッシュアップは終わったものの、昨日、さっそく2件の書類選考不通過を食らってしまった…
しかし、私にできることは淡々と応募していくだけだが、それだけではうまくいかない。
要はPDCAを回さなければいけない。つまり不採用の原因を分析しなければならない。
私の場合は次の3点が挙げられると思う。
1. 年齢
2. 企業規模
3. アピール不足
1は自分ではどうしようもなくお手上げ状態。今までフラフラしていた私が悪い…
2については転職サイトからの応募だったので、必然的に大企業の求人に目が付いてしまった。中小企業も視野に入れなければいけないが、はたしてどの媒体から求人を探せばいいのだろう?
3については工夫が必要。最も効果的なのは資格取得だろう。
しかし、一ヶ月かそこらで簡単に取得できるものでは、私の年齢も加味するとアピールポイントとしては弱い。
試しに数か月前、少し勉強して資格を一つ取ってみたが、あまりに入門的なものだったので今は履歴書に書いていない。「この程度の資格しか持っていないのか」と逆に笑われてしまいそうだからだ。
そうなると、半年くらいの準備期間で取得できるものがちょうどよさそうだ。
どうせすぐに内定はとれないので、そのくらいの難易度のものがピッタリかもしれない。
応募と勉強を並行していけばいいだろう。
そう考えながら本屋をブラブラしていると、私の希望職種に活かせそうな資格を思い付いた。
このPCと手持ちの本でなんとか対応できそうだったので、今日からさっそく勉強をスタートする。
また、試験は随時実施されているので、機が熟したと思った時点で受験すればいい。状況次第では予想よりも短期間で合格できるかもしれない。
この点をアドバイザーに相談したところ、リクナビやマイナビは比較的若い層をターゲットとしているそうだ。
また、閲覧者数も多いので倍率も多くなる。私のような中年では余程のキャリアがないと太刀打ちできなさそうだ。
そうなると、転職エージェントと仲良くなって色々な案件をもってきてもらうか、自社サイトで個別に募集しているところを見つけてこちらから電話してみるのも一つの方法だと言われた。
まあそのあたりはみんな考えているところなので、利用するエージェントを増やしながら、自分でも求人をしらみつぶしに探すしかないというところか…
無職の目標
ということで、当面は求人の検索と資格取得が目標となった。
だからといって特に目新しいものはなく、言われてみれば当たり前というものばかりだが、自分なりの行動指針を定めたことで気持ちを少し落ち着かせることができた。
ただひたすら応募を繰り返すよりはいいかもしれない。なにより、勉強時間を確保できることは恵まれた環境だ。
ただ一つ心配なのは資金面だ。
アルバイトなどで生活費を捻出しなければいけない。
まあ、中年無職ではそれも仕方ないことだ。厳しい生活になることは間違いないがやむを得ない。
そんな時、タイミング悪く学生時代の友達から忘年会のお知らせが来てしまった。
これは毎年行っている恒例行事だ。
場所は大阪。交通費や宿泊費がかさんでしまうので参加するかどうか悩んだ。それに加えて、昔の会社の同期から飲み会のお誘いまで来る始末…
しかし、ここはどちらも参加することにした。
いかに無職だからと言っても、人とのつながりは大事にすることにした。
人生の新章が始まった気がする。
◆真・転職回顧録-再起動編 11/29へ続く
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