40代無職のくせに一丁前に風邪をひきました。【真・転職回顧録-再起動編 13/29】

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風邪の前兆

Image by StockSnapon Pixabay

先日、友人家族が我が家に遊びに来たので一緒に楽しく夕食を取った。

しかし問題はその翌日。

喉がゴロゴロしていたので、のど飴を舐めていた。特に体に異変はなかったのだが、時間が経つごとにどんどんと体調が悪化してきた。

まず、頭がボーっとする。そして、頭痛がしてきた。

やがて立っていることもつらくなったので、横になり安静にしていたが、それだけではおさまらなくってきた。

夕方になるとお腹が痛くなり、下痢の症状が出てきた。念のために熱を測ってみると38度5分!

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つらかった…

これは明らかに風邪…しかもけっこうな発熱している。

ここ数年は風邪をひいたことがなかった分、こうして体調を崩すとガクッとくる。

いったいどこで風邪をうつされたのだろうと考えてみると、思い当たる節が一つあった。

それは、友人一家の訪問だ。
たしか、子供二人はそろって風邪気味だと言っていた。

子供の風邪だし、まあ大丈夫だろうとタカをくくっていたが考えが甘かった。ガッツリと感染してしまっていたようだ。

Image by Arek Sochaon Pixabay

気持ち悪くて食欲がなく、起き上がれない…

風邪をうつしてはいけないので、その夜帰宅した妻をすぐに実家へ非難させた。

その晩、私は薬を飲んで一人で寝込んでいた。

無職には行くところがあった

その翌日は薬が効いたせいか、体調はだいぶ回復していた。とはいえ、まだまだ体が重い。

本当ならその日も家で安静にしていたかったが、そういうわけにもいかなかった。
某転職会社のアドバイザーと面談の約束があったからだ。

日程延期も考えたが、先延ばしにしたくなかった。それに、だいぶ回復したので、これなら大丈夫だろうと思い、マスクをして無理矢理出かけてきた。

Image by Free-Photoson Pixabay

電車を乗り継いで都心のオフィス街に出てみると、周りはビシッとスーツを着たサラリーマンばかり。

日本人と外国人が英語で話していたり、スマホで仕事の話をしている姿が目に映る。転職サイトのトップ画面にでも掲載されていそうなエリートビジネスマンそのものだ。

かたや自分はマスクをしてしんどそうに歩いている。

両者を比較すると、そのギャップに悲しくなる。

面談の内容

駅から5分ほど歩くと、面接場所のビルに到着した。

受付を済ませて部屋に案内されると、そこには既にアドバイザーが待っていた。
優しそうな感じの女性だ。

この瞬間、私も以前のサラリーマンモードに切り替わり、体調不良のことなどスッカリ頭から消えていた。

人間とは不思議なもので、体調が悪くても気持ち次第でそれがカバーできるものなのだろう。その証拠に、面談の時は体調の悪さは全く感じなかった。

そして、軽い雑談の後、面談スタート。

事前に履歴書と職務経歴書を送付しておいたので、比較的、話はスムーズに進んだ。

Image by Free-Photoson Pixabay

一番相談したかったのは、自分の年齢と転職回数のことだ。
はたして、こんな私が応募できる求人はあるのだろうか…

アドバイザーは真剣に話を聞いてくれ、こんなことを教えてくれた。

「確かに不利であることには変わりないが、戦略さえしっかり立てればさほど気にすることはない」

「この数か月は求人が動きやすいシーズンなので、この時期を逃さないようにすることが大切」

私は励ますためにうまく言っているのかもしれないが、意気消沈していても仕方ないので、どうせならこの言葉に乗っかってみようと思う。

それとは別に、このアドバイザーに最も感心した点は、業界内での需要と私の希望職種の二点を考慮したうえで、今後の方向性を示してくれたことだ。

おかげで、希望職種が業界内でどのような位置付けにあるかがよく分かった。

では、私のやりたい仕事はどういうものかというと、一言で言うと地味でニッチな内容だ。そして業界内での花形ポジションではない。

重要な仕事であるのは間違いないと誰もが考えているが、事業の成長に直結するものではない。

どちらかと言うと、CSRに近い仕事なので、資金に余裕のない会社の場合は、そこに力を入れる優先順位は低いというものだ。

こんなポジションが私の希望職種なので当然、希望に一致する求人はない。つまり、このままやりたいことに固執しても再就職はままならないということだ。

譲れるものと譲れないものをハッキリと定めたうえで、少し幅を広げて仕事を探していかなければならない。

それに合わせて、書類にも若干の書き直しが必要だ。それだけでなく、企業に私の熱意を見せるために資格を取得することにした。

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面談を終えて

面談はとても有意義だった。

東京しごとセンター以外にも、民間会社のアドバイザーにも相談に乗ってもらうことで安心感が増す。

複数の視点から転職活動を見つめなおすことができるからだ。

そして、アドバイザーは小規模な転職会社よりも、知名度の高いところの方がよいと思った。
会社の規模と担当者の質は比例するからだ。

以前、小規模な転職会社のアドバイザーを利用したこともあったが、そこはそもそも電話面談だけだった。

電話面談のみで私の考えがどれだけ伝わったか、はなはだ疑問が残るし、その後の対応も残念なことが多かった。

さて、今後どうなっていくのだろうか…

とりあえず、どんどんと応募していかなければ。
「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」の精神でやっていきたい。

当面の目標としてはまず、書類選考の突破だ。

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 ◆真・転職回顧録-再起動編 13/29へ続く
次回:40代無職が直面した悲劇

40代無職に待っていた悲劇的な結末【真・転職回顧録-再起動編 14/29】
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