無職40代中年男、実家に帰る。その目的と心境。

久しぶりに実家に帰ることになった。

多くの場合、年末や夏休みなどの長期休暇にあわせて妻や家族とともに帰省するのだろうが、私の場合は事情が異なる。

そう、無職だからだ。無職は金がない。帰省のたびに交通費だけで40,000円ほどかかるのは非常に痛いので、なるべく避けたい。

それだけでなく、今年はアルバイトの都合で年末年始も仕事していた。年末は他部署からの問い合わせの電話やメールが来ないので、本来の仕事に集中できて快適だった。

そんな無職がなぜこのタイミングで帰省することになったのか。それは、これからの生き方を報告するためだ。

5社目の会社を退職して以来、塾講師、工場、経験職の特殊なアルバイトなどで糊口をしのいできた。

なかには、このまま正規で働き続けないかという声がなかったわけではない。本当にありがたいことだ。

しかし、組織の中で働くことにほとほと疲れてしまった。そこで私は自分一人で仕事をやっていくことを決意した。

今回帰省するのは、人生の新しい船出として、一つの区切りをつけたかったからだ。はたして、両親は私の考えを理解してくれるだろうか。いや、理解はしてもらえないだろう。

母親などは猛烈に反対している。

しかし、この年齢で5回もの転職歴がある私は、まともな企業に再就職することはできないのだ。昔のように履歴書さえ出せば少なくとも面接までこぎつけられるような時代はとうに終わった。

中小零細企業の中途採用でさえ、年齢とともにそのハードルは指数関数的に高くなり、40代を超えた応募者には管理職としての高い見識と能力が求められる。

残念ながら、私はそのような人材ではない。

万が一採用されたとしても、それは使い捨て上等の営業会社か飲食店、介護、警備くらいのものだろう。俗に言われる不人気業界だ。

そうなればまた退職を繰り返し、精神的ダメージがさらに深くなるのが関の山だ。

残された道はやはり、アルバイトや契約社員のような非正規労働くらいしかない。仕事が軌道に乗るまでの副業として、一時しのぎ労働ならまだよいかもしれないが…

ここはもう自分でやるしかないのが必然だ。むしろそちらのほうが面白そうな気がする。どうせやるなら、自分で決めて自分でやる。

私の考えは電話で伝えてはいるものの、おそらく、父親とは口論になるだろう。母親は泣くかもしれない。母親に泣かれるのが一番こたえる。

ちなみに私の兄は医師をしている。子供も二人おり、父と母に家電製品や海外旅行をプレゼントしたり、私が逆立ちしてもできっこない親孝行をしている。私ができない分まで両親を労わってくれており、兄には感謝しかない。

きっと母親は、兄と私の落差もあり、余計に心配しているのだろう。この歳になってもなお両親に心配をかけ続ける私はダメ人間だ。

それは自覚しているが、私の今後の頑張りで報いるしか方法はない。

久しぶりの帰省だが、気が重い。この続きは実家から記事を投稿予定だ。

いつものようにほぼ毎日アップしていくつもりなのでお見逃しなく。

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