実家での起床は早い。
今日も母の起床に合わせて7時前に起床し、父、母、私の3人で朝食をとった。
ブログ更新アニュアルを朝4時まで手直ししていたので少し眠い。
今日はこれから事業計画書を作ろうと思う。
しかし、家の中だと思ったようにはかどらないし、適当な作業場所がない。
そこで、近所にあるネットカフェに来てみた。田舎にある平日朝のネットカフェということもあり、客はまばらで静かだ。
これなら色々と構想を練ることができそうだ。
しかし、事業計画書の作成といっても初めてのことなので、どのようなフォーマットにすればいいのかすら分からない。
なにをどうしていいのか、不明なことだらけだ。
まさにこれから、私にとって未知の領域に入ろうとしていることを実感する。
父の不安はもっともだ。
私本人にとってはこれから冒険する気分だが、父にとっては心配でしかない。
だからこそ、「経験もないのにうまくいくはずがない」とさんざん反対される。
それだけでなく、いったん実家に戻ってこいとも言われている。確かに、そう考えるのが普通だ。
それに、今からやろうとしているネット関連の仕事であれば、地理的要因はさほど問題にはならないので実家に戻ることも一つの策だ。
しかし、私は東京でやりたい。
東京から地元に出戻ることを都落ちと感じているわけではないし、変なプライドもないのだが、私は東京でやりたいのだ。
きっと狭いワンルームで生活することになるだろうし、その他にも色々と不自由なことが出てくるはずだ。
ただ、東京ならば大きな勉強会、イベント、会合に参加しやすい。
それ以外にも、東京のほうがチャンスに巡り合う機会が多いはずだと漠然と考えている。
こうした私の考えを伝えるためには決定的に不足していることがある。
具体性の欠如
今の私の計画は全て漠然としている。具体性がないので、説得力に欠ける。
そのため父は、私の考えに賛同できかねているのだろう。まあ当然だ。
だからこそ、少しでも説得力を持たせるために事業計画書が必要だと考えている。
どうせいつかは通る道だ。早いうちに作っておいたほうがいいだろう。そして、自分以外の人からその感想をもらっておいたほうがいい。
その一人目は父だ。
ターゲット、需要、予測、資金、仕入れ、保管、発送。まずはそのあたりを中心に計画を練ることにする。
これらの内容を資料に落とし込むことができれば、多少なりとも私の本気度は伝わるはずだ。
それにしても、40歳を過ぎてもなお、仕事のことで実家からいちいち了承を得ようとしている自分が恥ずかしい。
自立した大人であれば本来、こんなことは必要ないのかもしれないが、両親に安心させたい一心で作業している。
まだ親離れができていないのかもしれない。それでもいいや。
現状の懸念を一つづつ解消しながら前進していこう。]
◆真・転職回顧録-帰省編 6/16へ続く
次回:再出発の拠点をどこにするか?不安と迷い