実家の雰囲気が暗い原因は、底辺無職な私【真・転職回顧録-帰省編 13/17】

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父からの誘い

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父から「外出の予定はあるか?」聞かれた。

しかし、私は無職。

本来なら予定などないが、明日は珍しく、学生時代の友人と昼から会う予定がある。

そのことを伝えると、「では明後日は予定を空けておいてくれ」と言われた。

まさか、自分の後を継がせるためになにか企んでいるのでは…と思ったが、どうやらそうではなかった。

ただ単に、家族でどこかに外食に行こうということだった。

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家族で外食

私が家にいるせいで重くなってしまった家の空気を何とかしようと考えてのことだろう。

どこまでも迷惑を掛けっぱなしの自分自身が本当に情けなかった。

こういう時は、車で30分ほどの古民家を改造したお店に行くのがいつものパターンだ。
なぜ古民家というと、年齢とともにそういうのが好みになるのだろう。

なにせ田舎なだけに、そういうお店が点在している。

別に近くのファミレスでも何でもよいのだが、父としてはお洒落な古民家レストランで少しでも私の気分を明るくしようと思っているのだろう。

私はあまりそういう店には興味がないが、父なりに色々と考えてくれたのだし、その誘いに乗ることにした。

それにしても、最近は家族で外食してもあまり楽しめない。原因は私が無職だからだ。人生に行き詰っているからだ。

私が人生の方向性に行き詰り、実家に帰った時、父はいつもこう言う。

『滝行してこい』

意味が全く分からない。

気持ちを入れ替えるという意味を込めて言っているのだと思うが、内容があまりにも突拍子もなく、それでなにか改善するとは思えない。

歳をとるとこういう発想になりがちなのだろうか。

結局、そんなことをしても何も変わらないと主張するのだが、これも平行線をたどることになる。

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分かり合えない父と息子

何から何まで父とは考えが合わない。

息子を心配して色々と考えてくれるのはありがたいく思っているし、こうして飯を食べさせてくれることにも十分感謝もしている。

しかし、やっぱり考えが合わない。

父とは考えが合わないと強く感じるようになったのは、私が大学進学や就職などで実家を離れるようになってからだ。

それまでは高校を卒業するまで18年間実家にいて、父の考えは絶対正しいと思っていた。

しかし外の空気を吸って色々な考えを吸収するようになってからは、父の考え方はどこかズレていると思うようになった。

企業の9割が5年以内に廃業してしまうなか、40年以上も自営を営む父の経営手腕は非常に優れていることは認める。

私にはとてもできない芸当だ。

だが、今の感覚とは合わない面があるとも思っている。私のような思いを抱いている人は他にもたくさんいるのだろうか。

さて、明日は友人と会う。今はそれだけが楽しみだ。

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 ◆真・転職回顧録-帰省編 14/17へ続く
次回:無職が親友からもらったアドバイス

無職が親友からもらったアドバイス【真・転職回顧録-帰省編 14/17】
私の現状に話題が移った。大体の話はあらかじめ伝えてあるもののより詳しい話をした。 これでずいぶんと気が軽くなったのだが、それ以外に最も印象に残ったことがある。 それは、商売をするうえで壁にぶつかったときにどう乗り越えるかということだ。
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