【40代無職中年男の憂鬱とは】嫌な思い出

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どうも気がのらない。

誰にもそんな日がある。
私にとって今日がその日だ。

そんな日はやはり図書館に行くに限る。
近所には図書館が2箇所ある。
歩いて数分のところと自転車で15分のところだ。

自転車で15分のところのほうが自習室が広いので、私は普段、そちらのほうを愛用している。
誘惑の多い家で作業しているよりも図書館のほうが何かとはかどる。

そして、その日のブログネタに考えを巡らせる。

しかし、残念なことに今日は雨だ。
気が乗らないからと言って、さすがに雨の日まで図書館に行こうとは思わない。
そこで、今日はやむなく家にいることにした。

ただ家にいてもなんとなく寂しいのでテレビをつけている。
昼にやっている定番の番組といえばワイドショーだが、内容がくだらないので音は消している。

音は消しているが、興味あるネタを取り上げているときだけ音を出して見ている。
最近では歳のせいか、政治ネタのほうが面白くなってきた。
最近は特に、文書不正や事務次官セクハラ問題など、財務省関連の不祥事でネタには事欠かない。

今日もセクハラ問題で麻生財務相が囲み取材を受けていたときの模様が放送されていた。

私は反自民ではないが、この麻生財務相がどうも好きになれない。
傲慢で高圧的で、マウントを取ろうとする態度がその理由だ。

私はこの手のタイプの人間と仕事をしたことがある。
麻生大臣を見ているとその時のことを思い出す。

思い出したくないとまでは言わないが、非常に苦々しい記憶だ。

常に高圧的でパワハラといってもよい態度の上司だった。
上司というか、社長だ。だから誰も逆らえない。

その当時のいきさつは【転職回顧録83】からを数回にわたり紹介した。

詳しくは上記の記事をご覧いただければよいのだが、会社に行くのが嫌だった。
私は当時、管理職だったために社長と接することが多かったのだが、なかなかの地獄だった。

電話口での罵倒なんて日常茶飯事のことで、その雰囲気はさながら北朝鮮のようだった。
ちょっとしたこと、例えば電話の転送をミスしてしまい、後ですぐに謝罪の電話をかけなおした時も、烈火のごとく怒られた。
もちろん、こちらからすぐに電話しなおして謝罪した。

普通ならそれでおしまいの話だが、その件で怒鳴られること20分。尋常ではない。病気を疑うレベルだ。
私に同情してくれる人もいたが、そんなものでどうにかなるものではない。

私の前任者はたった1年の在職期間で退職していたが、一事が万事こんな状況ならそれもうなずける。
むしろ1年もよく我慢できたなと思う。

私の場合は結局、数か月で退職することになったのだが、私の後任となった熊さんも結局その雰囲気に耐えられず、退職してしまった。
要するに、これまでにも何人もの犠牲者が出てきたわけだ。

高圧的な態度をとる麻生大臣を見るとその頃を思い出す。
白髪が多くなってきたのはもしかして、この時の影響ではないかと疑ってしまう。

思いがけず嫌なことを思い出してしまった。
私は、メンタルを壊してしまう前にそこを脱出することにしたが後悔はない。

でも、こんな奴に負けてたまるかという思いで、これからも自分の人生を歩いていこうと思う。

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