40代無職中年男が日雇いの工場アルバイトで働いた結果…

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アルバイトにすらありつけない日々が続いていた


このままではいけないと思い、ふたたび適当な日雇いアルバイトを探してみた。

見つかったのは、3日間にわたる工場での日雇いアルバイトだ。
特に経験は問われない。

シフトに穴を開けずに勤務してくれればそれで十分なのだろう。

これまでの経験から、このような仕事ですら落ちてしまうかと不安だったが、さすがに肉体労働系の仕事は大丈夫だった。

これでなんとか三日間の仕事にありつけた。

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それにしても絵にかいたような悲惨な40代無職中年男の姿がここにある。
でも、今はそれにしがみつくしかない。

贅沢が言える身分ではなかった。

服装などに厳格なルールはなく、派手なものでなければ動きやすい服装でかまわないとのことだった。

言われたとおり、ジーパンとTシャツという無難な服装にすることにした。
また、交通費などは日給に含められており支給されることはない。

当日朝、指定された場所に集合して作業場に入った

工場といっても冷房はそれほどきいておらず、動いていると汗が噴き出してくる。
汗拭き用のタオルは欠かせない

熱中症予防のため、水分補給は各自のタイミングで取れることがせめてもの救いだ。

黙々と、右にある荷物を左に移す。

荷物一つの重さは大したものではないが、個数が多い。
次から次へと運ばなくてはならないが、単純作業の連続で大して頭を使う仕事ではない。

それが無職の私にできる仕事なのだ。
ただそんな仕事でも、集中していると時間の経つのが早い。

気が付くともう昼休憩だ。

周りは今日初めてあった人ばかりなので、知り合いはいない。
休憩室で空いている席に座り、持参したオニギリを食べる。

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飲み物だけは自販機で買った麦茶だ。
ここでミネラルを補給しておかなければ、倒れてしまいそうだ。

こんな仕事でも、家にいるよりはマシかもしれない。
稼ぎはいくらにもならないが、菓子パンくらいは後ろめたさなく買うことができる。

今はそれだけでもいいのかもしれない。
午後の作業開始時間が来た。

先ほどと同じように黙々と単純作業を繰り返す。

やがて終了時刻となり、汗まみれのTシャツを着替えて足早に帰宅する。

電車に揺られながら窓を見ると、そこには40代無職中年男の疲れた顔が映っている。
その貧相で惨めな顔に自分でも驚く。

そうして三日間の日雇いアルバイトが終わった。
稼ぎは三万円に満たなかった。

無職の日雇いとはこれほどまでに悲しいものなのか。

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しかし何も無いよりはましだ。
なんとか税金くらいは賄えるだろう。

それにしても、これからどうするか。
40代無職中年男が日雇いを繰り返していても、将来の展望は開けないことは分かっている。

そんなことを思いながら、また今日もバイトを物色している。

正社員で内定を取ることはほぼ無理だろう。
一縷の望みをかけて応募はしてみるが、期待は全くできない。

契約社員からの登用に期待するしかない。

世の中は夏休みで開放的な雰囲気だが、我々無職者にとってはまぶしすぎる。
明るい兆しが見えればよいのだが・・・

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