40代無職中年男が貯金残高を見た結果…

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金が必要になった。

といっても、日用品を買うための少額のお金だ。

しかし、手持ちがなかったために急遽、ATMで引き出してきた。

多少の残高があることは分かっているが、この瞬間はいつも緊張する。

会社員時代は特に気にすることもなかったが、無職の今となっては、今月の支払い分が口座に入っているかどうかが気になる。これも無職の宿命だ。

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恐る恐る残高を照会してみると、今月と来月はまだ大丈夫のようだった。しかしそこから先は怪しい…

再来月はどうやって乗り切るか…

結婚してからというもの、頑張って貯めた貯金を切り崩す日がそこまで来ているかもしれない。

この恐怖感は、無職の経験がある者にしかわからない。それがどれほどかというと、遠地で開催される学生時代の研究室同窓会を欠席したほどだ。

早い話、同窓会に行くための旅費やホテル代が惜しいのだ。往復だけで6万円以上は軽く飛ぶ。このお金があればいろいろなことができそうだ。

そう考えると、やはり同窓会には参加できない。まあ、情けない話だ。

爪に火を点すほど生活が困窮しているわけではないが、近い将来、そういう状況に転げ落ちてもおかしくはないのだ。

まともな社会人である40代ではおよそありえない話だ。

ところで話は変わるが、もう何ヶ月も肌着を買っていない。買っていないということは、それまでの下着を長く着続けているということになる。

私にはあるクセがある。

それは、決まった個所に親指をかけて下着を脱ぐというものだ。そのせいで親指をかけた箇所だけ生地が薄くなり穴が開きそうなのだ。

かれこれ5年ほど同じ新しい下着を買っていないので、親指のところがかなり薄くなっている。

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これは妻から指摘されてはじめて分かったことだ。

だからといってすぐに新しいものに買い替える気にはなれない。なぜかというと無職だからだ。

こんなものを数枚買ったところで値段はたかが知れているのだが、どうも気分が乗らない。

もちろん、妻の下着に穴が開けばすぐに買うようにお金を渡している。こんな思いをするのは男の方だけでいい。妻には下着を買うなとはとても言えない。

たが私はダメだ。まだこの肌着を着続ける。

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一見すると、無職であることと穴の開いた肌着を着続けることには何の関連性もないように思える。

しかし、臥薪嘗胆ではないが、この肌着の穴を見続けることで自分を奮起させてたいのだ。

割り切ってさっさと新しいものを買ってしまえばよいのだが、そんなふうに考え方を切り替えられないところに今の私の弱点があるようのかもしれない。

こんなときは種田山頭火の俳句が身に染みる。

山頭火といってもラーメン屋ではない。大正から昭和にかけての俳人だ。大変な才能の持ち主だったが、酒好きが災いし、驚くほどの貧乏生活だったようだ。

今ならなんとなく山頭火の気持ちがわかる気がした。

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コメント

  1. じゅん。 より:

    おはようございます。じゅんです。
    肌着の件、わたしも同じ思いがあるので、記事を見てびっくりしました。
    新しいものを身につけたら気分も前向きになるのではないか、と思ったり、いや、勿体無い、と思ったりです。
    口座残高についても不安がいっぱいです。
    毎月の固定費は必ず支払わなきゃならないので、来月あたりから貯金を切り崩す生活になりそうです。
    記事を読ませていただき、そう簡単に仕事が見つからないのだと現実を知りました。おかげで何社も書類選考で落ちる覚悟ができました。それでも、仕事を探すしかないです。頑張ってみます。

    • middle-man より:

      >じゅん様
      コメントありがとうございました。
      失職すると、お金の不安が尽きませんね。
      お気持ちよくわかります。早く仕事を見つけねばと焦るばかりです。

      私の経験では、40代を過ぎると仕事探しは格段に難しくなります。
      もし未経験のお仕事を探すとなると、50社以上の応募は覚悟しておいた方がよいかもしれません。

      • じゅん。 より:

        ご返信頂き、有難うございます。
        お金の不安、なるべく考えないようにします。
        履歴書についての記事、助かりました。
        早速1社だけですが、履歴書出しました。
        100社は落ちるつもりの心構えができました。
        私は58歳ですのでシニアの求人で探しています。ずっと働いていたので、今休んでいる状況がとても辛いです。ですので、私よりお若い方はもっとお辛いのだと思えてなりません。
        今は在宅で出来るものも探しています。
        不安を消すために何か行動をしようと思います。お互いに諦めずに頑張っていきましょう。
        もっと記事、読ませていただきます。
        有難うございます。

        • middle-man より:

          >じゅん様
          コメントありがとうございます。
          最近はシニア世代に特化した求人サイトがあり、そちらもぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
          暑い日が続きますが、就職活動に支障が出ないよう、お互い体調などには気を付けていきましょう。

          • じゅん。 より:

            役立つ情報を有難うございます。
            早速、シニアで求人探します。
            私はあと2年程は生活できる資金があるので、ゆっくりしてたらいい、とよく言われますが、性格上、年金に頼るのが嫌で、50歳から自分年金を貯めていました。ですが、お金がどうとかではなく、まだまだ現役で働きたい思いで一杯です。今の40代以下の方々は年金をもらえる保証がないですから、それを思うと心苦しくてなりません。シニアで年金をもらってる人を雇うのなら、若い世代の方に仕事を回してほしいものです。
            お互いに仕事探し、前向きにしていきましょう。
            日本は他国と比べると裕福ですが、退職金をしっかりもらっている方に天下りで優先して仕事を与えて、まだまだこれからの世代の方々が働きにくい状況というのが、どうも気にくわないです…愚痴になりまして、すみませんでしたm(._.)m