一昨日、応募したアルバイトの面接に行ってきた。
経験のある職種で条件もよく、今後につながる可能性があるものだった。
この年齢の私をよく呼んでくれたと思う。ありがたかった。
アルバイト面接とはいえ、40代が完全私服で行くわけにはいかない。
何日ぶりかのビジネスカジュアルに着替え、前日に用意した履歴書と職務経歴書を持参して面接会場に向かった。
会場に着くとそこには20~30代の学生やフリーターといった感じの約10名の応募者がすでに待っていた。40歳を過ぎた私がそこに混じるのは若干気恥ずかしかったがそうもいっていられない。
机上にはアンケート用紙が置いてあり、これに必要事項を記入するよう言われた。シフトには柔軟に対応できることを記載した。そして待つこと5分。
それぞれに名前が呼ばれ別の部屋に入っていった。
やがて私の順番になり、面接官が待つ部屋に入る。
見たところ、相手は私と同じくらいの年齢だ。はたして彼は、アルバイトに応募してきた同年代の男を見てどう思っているのだろう。哀れに思っているのか、それともただの応募者の一人として見ているのか。
最初に簡単な仕事内容の説明があった。
この会社ではアルバイトとして働いている人は多いのだそうだ。
どのような日程でも勤務が可能な私で、なおかつ経験もあるのだから採用側としては扱いやすいだろう。
多くいるアルバイトの一人になんとか加えてもらいたい。そんな気持ちで話を聞いていた。
オーソドックスな質問を一通り受けた後、これまでの職歴についても軽く触れられた。前職を辞めた理由、これからの方向性。
転職回数が多いためこの質問をされるのは正直痛かったが、なんとか理由をつけて無難に答えたつもりだ。
「どうしてもここで働きたい」
そんな想いを込めて話をした。
これからのビジョンとしてアルバイトで終わるつもりはなく、チャンスがあるなら正社員への道も探りたいとも答えた。
手応えは上々だ。
相手も私のこれまでの仕事、特に募集職種と関連のある私の経験について興味を持ってくれたようだ。
時間にして約15分。なんとか乗り切った。
その帰り道、妻に電話で面接の手応えを話すと喜んでくれた。
あとは面接結果を待つだけだ。
そうして昨日、結果の連絡があった。
答えは不採用・・・
現実とは残酷だ。またしてもアルバイトに落ちてしまった。妻にはまだ結果を話していない。悲しむ顔を見たくない。
自分自身、今でも信じられない。
手応え云々は自分の主観なので置いておくとしても、経験者職種に落ちてしまったことは全くの予想外だった。今回ばかりは落胆している。
これでアルバイト応募三連敗。しかも二つの経験職を含めての結果だ。
40代無職の身としては、アルバイト面接だからという驕りはなかった。書類も丁寧に作成した。
今後につなげるためにも、これまでの経験をいかせるアルバイトからと考えているのだが、それすらダメなのかもしれない。
不採用のメールが来て以来、そんな考えがずっと頭をよぎっている。
何がいけなかったのかを自問自答している。
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