【40代無職中年男】別居の挨拶

ここ最近はずっと別居のための新居探しをしていたのだが、なにせ予算は少ない。その範囲では、学生が住むような広さの物件しかない。落ちぶれた40代無職の典型的な住居だ。

それでもどうにか折り合いをつけ、めぼしいワンルームを見つけた。ここならなんとか許容範囲内だ。

三回ほど内見して、いざ申し込みをしようとしている時に思いもよらぬ吉報があった。

それは知り合いから少し広めのマンションを住居兼事務所として使ってもよいという話だった。しかも格安だ。

渡りに船とはこのことかもしれない。すぐに実際の場所を見せてもらい、借りることにした。

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あとは、妻とのことだ。色々と話し合ったが、結論として、まだ離婚はせずに、当面の間は別居ということで話が落ち着いた。

当面と言ってもそれほど長い期間ではない。半年といったところだ。

別居するにあたって、妻は実家に戻ることにした。私は少し離れた街のマンションを借りてそこに住むことになった。

これで、住む場所については一段落。しかし、まだ一つだけ気の重い作業が残っていた。

それは義実家への挨拶だ。

自分の両親に対しては帰省の時に色々と話はしてきたが、義実家にはまだだった。一応、妻を通して大体の話はしてもらっていたものの、さすがに私からも直接報告しなければならない。

そこで先日、このことを義実家に報告してきた。憂鬱で仕方なかった。

ほぼ一年間、こちらも向こうもお互いが合うことを避けてきた。その結果、10分という近距離に住んでいるにもかかわらず、顔を合わせるのは1年ぶりくらいだ。

まず玄関に入り、今まで顔を見せなかったことを詫びた。

その後リビングに通され、ソファーに座った。何も出されないかと思ったが、一応、お茶だけは出してくれた。

あまり長居するつもりもなかったので、単刀直入にこれまでの私のこと、これからの仕事のこと、二人の今後のことを話した。

すると、色々と文句を言われた。まあ当然だ。

「甘えている」「仕事を変えすぎ」「すぐ人に頼る」「なぜすぐに1週間ほど自分の実家に戻ったのか」

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仕事を辞めたのは、長く勤めていた会社が潰れたからだし、その後の二社を辞めたのはクビ同然で退職したりパワハラにあったりでこちらとしても不本意な結果だったのだが、それはあまり理解されていないようだった。

また、今月上旬に1週間ほど実家に帰ったのはバカンスで帰ったのでなく、自分のこれからのことを相談するためだったのだが、どうやらそれが気に入らなかったようだ。

色々と反論したかったが、妻を不安にさせたのは確かなのでここはグッと堪えて謝罪しておいた。
妻は私の横で黙ってその話を聞いていた。

結局、1時間ほど好き放題言われ、後は自分たちで決めなさいということになった。帰宅後、自分の中で猛烈に悔しさがこみあげてきた。

私は離婚という選択肢は避けたい。そのためにも、これからの事業を軌道に乗せ、またもとのような生活したい。

一方の妻はというと、別居期間を設けるものの、離婚にほぼ傾いているようだ。収入が安定しない相手とはこの先一緒にやっていくのは難しいというのがその理由だ。

こうなったら、ダメ元で頑張るしかない。

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