試験結果が気になりすぎる無職中年男
気付けば、前回の記事投稿から大分時間が空いてしまった… 😥
決してサボろうと思っていたわけではないが、なぜか筆が進まなかった。
しかしその間に色々とあったので、それらの出来事を少しづつ報告していきます。
これまでずっと、先月下旬に受験した資格試験の結果が気になっていた。手応えとしてはまあまあ。
高得点ではないにせよ、合格ラインをギリギリ超えているという感触。
もしこれがうまくいけば、今後の就職活動の大きなアドバンテージになると考えていた。
そしてついに待ちに待った結果発表の日がやって来た。ネット上で公開されるのは正午だ。
資格試験の結果について
その日もいつものように図書館で勉強していたが、いち早く結果をチェックするためにお昼前にいったん帰宅し、受験票を片手にその時を待った。
時計の針が12:00を回る。1分を経過したところで私はブラウザを起動して、ドキドキしながら自分の受験番号を探した。
しかし私の番号はどこにも見当たらない…。
もしかして見落としているかもしれないと思った私は、Ctrl + Fコマンドで検索したが、検索結果はやはりゼロ。
どうやら私が不合格なのは間違いないようだ。
TOEICの勉強を犠牲にしてまでこの試験に力を入れていただけに、そのショックは大きかった。
得点内容を詳しく調べてみると、午前試験は通過していたものの、午後試験の出来が悪かったようだ。合格まであと20点も足りなかった。
俺、結構、間違えてたんだな…
40代無職、歳柄にもなくヤケ食いする
どんなにがっかりしても結果は変わらない。
やり場のない怒りと悲しみがこみあげてきてどうしようもなくなった私は、食べることでこのストレスを発散することにした。
そんな私が向かったのは、自宅から歩いて20分ほどのところにある市役所。
ここの食堂は市民にも開放されており、定食や丼物が低料金で提供されている。
普段はほとんど利用しないのだが、たまに来たときは大体、320円のカレーしか頼まない。だが、今日だけは好きなものをたくさん食べることにした。
そして注文したのは定食とお稲荷さんと小鉢の三つ。
ヤケ食いするとか言いつつも、市役所の食堂でこんなメニューしか頼まないというのは非常にセコい。それは十分自覚しているのだが、この性格はどうやら治りそうもないのだから仕方ない。
そもそもいくら安いといっても、三つも注文すると650円以上はかかる。無職にとっては豪勢な昼食なのだ。
だが、40歳を過ぎた大人がこんな天気のいい昼間に定食とお稲荷さんでヤケ食いしている姿が情けなくて、ちょっと涙が出そうになった。
40代無職男、ヤケ食いの次はフテ寝する
ヤケ食いで悔しさを発散して帰宅した私は、椅子に座ってなんとなくネットサーフィンを始めたものの、なんだか猛烈に眠くなってきた。
こんな時間に寝ると夜に寝れなくなりそうだったが、この時の私はそんなことどうでもよかった。
とにかくこのイライラを鎮めるため、昼寝することにした。
ちなみに我が家にはベッドがない。就寝時はフローリングの上に布団を敷いている。
そんなわけで本来なら布団を敷くところだが、それすら面倒くさくなった私はフローリングの上に直に寝転がった。
西日が入り込む部屋の中、一人で天井を見上げていると、外を走る車の音がいつも以上に耳に入ってくる。
普段は騒音にしか感じないが、このときはなぜか心地よいBGMのように聞こえた。きっと感傷的になっていたのかもしれない。
『これからどうするかな…』などと考えているうち、私はいつの間にか眠っていた。
それでも、もう一回奮起する
ふと目が覚めると時刻はすでに15時半。どうやら1時間ほど寝ていたようだ。
フテ寝ではあったものの、思いがけず頭の中がかなりスッキリした。それだけでなく、沈んでいた気持ちが少し上向いてきた。
そもそも私は、実家の父親に『俺は実家には戻らない。東京で生きていく。』と大見栄を切ったのだ。
そうである以上、たかが資格試験に落ちたくらいで落ち込んでいてはいけない。ここで就職先を見つけなければいけないのだ
まさかフテ寝にこんな気力回復の効果があるとは知らなかった。そしてふと思い立った。
『そうだ、ハローワーク行こう!』
幸い、閉庁時間まではあと2時間ほどある。しかも自宅から近いので、急いで行けばまだ十分に間に合う。
身支度を整えた私は自転車でハローワークに向かった。
ここのハローワークは近隣の旗艦施設となっていて、他の所よりも規模が大きい。敷地面積が広いぶん、求職者が放つ独特のマイナスオーラが薄まっている。
そのため、検索コーナーはやはりちょっと暗い感じがする。なにせ利用者のほとんどが40代以上だからだ。そして男性利用者の9割以上が禿げている(独自調べ)。
まあ、かくいう私もその仲間入りを果たそうとしているのだが…。
そんなことはさておき、指定された席に座って端末に検索条件を設定してみると、何千件とヒットした。
しかし、そのほとんどはハローワーク常連の求人ばかり。
やはりここでは埒が明かないかと諦めかけたが、いつもの検索条件とは少し違う観点で検索しなおしてみると、偶然にも面白そうな求人を2件も見つけた。
どちらも私の志望業界とは異なっているが、職種内容自体はこれまでの経験を活かせそうだ。こうしたところに応募してみるのもアリかもしれない。
そう考えた私はさっそく、それらの求人票を印刷して窓口相談に向かった。
相談員はおじいちゃん
まず私は応募状況について尋ねてみた。
すると、どちらも求人を出してからまだ2週間くらいしか経過しておらず、その間に紹介状を発行したのはそれぞれ約10人程度であることが分かった。
また、いずれの応募者も40代~50代ということで、これなら私でも十分戦えそうだと感じた。そうなるとあとは、転職回数と応募書類の勝負となる。
転職回数で不利になることは容易に想像できたので、その分、履歴書と職務経歴書で挽回しなければいけない。
こんな時に頼りになるのが、職員からの客観的なアドバイスだ。しかし、如何せん、この職員さんは60代後半と思われる男性。
果たして最近の転職事情をキャッチアップできているのかどうか不安だったが、人生経験を積んできた人の意見を求めるのも手かもしれない。
そこでこの職員さんの名前を教えてもらい、後日、応募書類が完成次第、また相談に来ると伝えてその日は帰宅した。
はたして書類の出来は?
ハローワークから帰宅したのは18時を回ったころだった。急いで夕飯を済ませ、さっそく応募書類の作成に取り掛かった。
とはいえ、私くらいのベテラン無職になると、書類の雛形はほぼ出来上がっている。いつもは応募先によってそれをカスタマイズしている。
しかし、今回は気合が入っていたので、いつもよりも記載内容を深く推敲し直し、これなら人事の目を引くだろうというものを作り上げた。
翌朝、私は意気揚々とハローワークに乗り込み、昨日の職員さんを指名して応募書類を見てもらった。
数点ほど軽微な指摘があったが、概ねしっかり作り込まれているとの評価をもらえた。それに気をよくした私はその日のうちに修正を行い、すぐに会社に郵送した。
『もしかしてお宝求人を掘り当てたかもしれない。仕事内容も私の経験に重なるところが多いし、うまくいけば今月中に内定まで話が進むかも!』
書類選考の結果が分かるのはどちらも大体一週間後くらい。応募書類は納得のいくものができたはず。
だとすれば、応募した二つの会社とも書類選考に通過する可能性は高い。
さて、この結果がどうなったのか?それは次回の記事で報告します…。
◆真・転職回顧録-再びの就活編 16/27へ続く
次回:さて、またダメだったわけだが…その代償に得た秘策
予備試験の短答式試験ですか?
(それで英語も勉強してるのでしょうか?)
あと、合格発表の時間が違うような?
ここまで指摘がないのも驚き。