今、つなぎでアルバイトをしているが、契約満了のため一か月後にはまたプー太郎に戻ることになった。
よくある雇止めではなく、もとから決まっていたものだ。それは仕方ない。
むしろ、働かせてもらったことには感謝している。
思えば、長く務めた会社が倒産して以降、自分の人生には色々なことが起きるなあと思っている。
実は、もう一つ大きな問題がある。それは結婚生活のことだ。アルバイトが終了するとなると、妻との離婚は避けられそうもない。それは当然だ。
もともとアルバイトをしながら再就職の道を探すという約束でここまできたのだが、月14~15万程度の収入とはいえアルバイトという貴重な収入源がなくなるのだから、こんな不安定な夫とこれからも一緒にいたくないだろう。
フラフラとアルバイトを渡り歩いている私は、妻の人生を背負っていく覚悟も持てないまま結婚してしまったのだ。
そんなこんなで、私は組織で働くことができず、結婚にも向いていない社会不適合者なのだということを再認識した。
私はそれを認めたくなかった。どこの社会でも、どんな状況でもうまくやっていけるという見栄をはりたかっただけなのだ。
でも、無職と離婚という現実を突きつけられ、自分の本性を認めざるを得なくなった。
本当は自分でもよく分かっていたことなのに。
あと少しすれば、会社でもう一度働くか、個人事業主としてやっていくかの二者択一を迫られることになる。
しかし、こんな年齢の人間を採用する企業はないだろうし、会社で働く気力もない。
だとすれば、自分で何かを始めなければこの先、生きていくことができない。
仕事もないし、妻も私の元を去っていくことになるだろう。こんな最悪の状況なら、どうせならば、寝食を忘れて没頭できるようなことをしたい。
どうせ失うものはない。
両親には心配をかけるが、困るのが自分ひとりであれば、最悪、ホームレスにでもなってしまってもよい。
もうどうにでもなれ。
だから、寝食を忘れて没頭できることでお金を稼いでいこうと思う。
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