今さらながら、百円ショップが便利だ。
便利なんてものじゃない。
40代無職にとって、ひいては就職活動をしている者にとって欠かせない存在となった。
どのあたりが欠かせない点かというと、応募に必要なほとんどのアイテムを安く大量に入手できるからだ。
まずその一つが履歴書。サッカーでいうところのMF。司令塔的役割を果たす。これ抜きには応募書類は語れない。
以前は、100円ショップの履歴書はダメだと思っていた。しかし、ハローワーク職員に確認してところ、オーソドックスな形式であれば100円ショップのもので構わないということだった。
たしかに、自分が採用側になった場合を考えると、一般的なものであれば履歴書の書式などはチェックしないだろう。
100円ショップさん、みくびってました。すいません。
また、PCで履歴書を作成するなら、ハローワークサイトからフォーマットをダウンロードできるし、各項目の枠を広げたり狭めたり、なんなら追加してしまってもいいそうだ。
つまり書式については、その程度の認識でいいのかもしれない。大事なのはその中身だ。
次はクリアファイルだ。FW的役割を果たす。
転職経験のない人はこの選出を意外に思うかもしれない。
実はこのクリアファイルには、履歴書/職務経歴書/ポートフォリオ等の書類が折れたり汚れたりすることを防ぐという役割がある。
つまり、一件応募するごとに最低一枚のクリアファイルを使用することになる。
私の場合、数回の転職活動を通じて多数の企業に応募してきたため、200枚を超えるクリアファイルを使用してきたと思う。
そしてその次はクリップ。サッカーでいうとDFだ。
求人への応募書類は複数枚にわたる。これらがバラバラになってしまうと採用担当者の気持ちが萎えてしまうかもしれない。
そレを防ぐため、書類をクリップでまとめて相手を煩わせることのないようにする。
この細かな気遣いが採用意欲をくすぐるというものだ。
そして最後は封筒。これはまるで監督のようだ。
心を込めて作った書類を一つにまとめ、企業に送り届けてくれる。宛先に間違えがあっては応募したことにはならない。
選手をまとめ上げてチームとしての方向性を示し、万全の状態でピッチに選手を送り込むことに似ている。
転職活動はこれら以外にも思いのほか費用がかかる。交通費だったり、昼食代だったり、スーツのクリーニング代だったり。
交通費等のコストはなかなか削減しにくいが、履歴書やクリアファイル等については100円ショップを使ってうまく節約することができた。
これからのアルバイトへの応募(もしかしたら再就職)のために、今後も大いに活用していきたい。
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