スマホアプリでゲームをすることが日課だった。
仕事帰りや帰宅後に、ちょっとした時間を見つけてはゲームに熱中していた。
「連続~日ログインボーナス」などに喜び、ネットで難敵攻略の情報を調べ、レアアイテムを収集することにハマっていた。
ところが最近、それをしなくなった。
その大きな理由は、40代で無職になった気休めにブログを書くようになったからだ。
無職となってからとうもの気分が落ち込み、色々なことに対して気力がなくなった。そのためゲームの進行状況に一喜一憂する自分がバカらしく思えた。
ハッキリ言ってどうでもよくなったのだろう。
その後、気分的に落ち着いてからは少しでも生産的なことをしたいと考え、今さらながらにブログでもはじめてみようと考えた。
それも無料ブログのように安易なものではなく、ドメインの取得やレンタルサーバの契約などサイト開設に必要な作業を一から初めて、少しは本格的なサイト運営をしてみたいと思うようになった。
多少の維持費はかかるものの、それを許してくれた妻には非常に感謝している。
ブログを書くようになってからは毎日更新を目標にして記事を投稿し、一日のアクセス状況が上向いたりしたときなどは、ゲームより遥かに面白い。
結局、以前と今の日常生活を比較して大きく変わった点はゲームへの熱中度だ。
熱中していたときは何らかのかたちでしっかりと働いており、その状況に自分は満足していた。
そんな状況だからこそ、たまの息抜きとしてスマホゲームに熱中していたのだろう。
ところが、無職となった今ではいつでもどこでもゲームができる。この状況ではゲームは息抜きとしての役割を持たない。
それだけでなく、いい大人が昼間からゲームをしていることに自己嫌悪する。なんの生産性も感じられない。
要するに、精神的な余裕があればゲームを楽しめるし、そうでなければやりたくないと感じるのだと思う。
つまり、ゲームに熱中しているかどうかは、生活の充実感を測定するバロメータになると考えている。
熱中しているならば、現状に満足しており順調な生活を送っている。
しかしそうでないならば、現状に不満を抱いているか又はそれを改善しようとしているところではないだろうか。
40代無職の私の場合はもちろん、現状に満足していない。そして何かを改善しようとしている。
色々なことに悲観しがちな多い私だが、この改善が結果に結びついてくれることを願っている。