中年男、再就職先へ初出社!【転職回顧録-営業マン編1/19】

ついに無職生活に終止符を打つことができた。

そしてやっと、社会人として再スタートを切ることになった。
このとき私はアラフォーだったので、決して若くはない年齢だった。

初出社の朝、少し緊張しながら家を出て駅に向かう。

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はたして、会社の同僚とうまくやっていけるだろうか?

仕事はちゃんとできるようになるのだろうか?

初出社日をむかえて

駅に着くと、朝の雰囲気がいつもと少し違う感じがした。

駅を利用する人からは、「これから仕事だ!」というオーラが漂っている気がする。

きっとこれが無職と会社員との違いなのだろう。

少しづつ、以前の感覚が戻ってきつつある気がする。

そんなことを考えながら電車に揺られること1時間。ついにオフィスに着いた。

初日が肝心だ。まずは気合を入れる。

会社のドアを開けると、以前のように社員全員から起立して挨拶される…ことはなかった(転職回顧録-21を参照)。

これからは私もこの会社の一員なのだから、そりゃそうだ。もうお客様ではなく、社員として扱われることを実感した。

周囲を見渡すと今日が入社日の社員は私一人だけだったが、後日、もう二名の入社が決まっているという。どんな人か気になるところだ。

私の席にはすでに名刺が用意されていた。

これを見ると気が引き締まる。

担当している仕事はなにもないが、席に座ってさっそくPCを起動してみる。
こうしないとなんとなく落ち着かない。

職場の人たち

そうこうしているうちに始業時間になった。

私を含めた社員全員がミーティングルームに集合して、そこで私が前に出て簡単な自己紹介を行うことになった。

前に出て他の社員の人達の顔を見ると色々なことが分かる。

どうやら、この会社の年齢構成はずいぶん偏っているようだ。
30代後半という私の年齢は、どちらかというと中堅という感じだ。

職場の雰囲気はこれから徐々に分かってくるだろう。

簡単な朝礼が終わった後、私と社長は別室に移動し、会社の概要などをあらためてレクチャーされた。

その後、別の人から総合的な業務の説明を受けた。会社の規模、事業内容、各部署の説明、詳細な作業手順。

もちろん、一回でそれらの説明が頭に入る訳もなく、分からないながらもメモをとりながら話を聞いていた。

やがてお昼の時間になり、近所の定食屋でも探してみようかと思っていたところ、歓迎会を兼ねて近隣の店で皆でランチをとることになった。

もしかして毎日みんなで食べるのか?と思ったがそういうことではなく、歓迎会を兼ねて今日だけのイベントということだった。

こんなことは今までなかったので少し戸惑ったが、まだ話し相手すらいない状態だったので、これは少し助かった。

そうして午後も講義の時間が続き、少しづつ専門的な内容に移っていく。

総論から各論に入り、仕事ではどのような事務手続きが必要になるか、イレギュラーな場合はどう対応したらよいかなど、より実務的な説明を受けた。

当然、何が何やらよく分からなかったが、とりあえずメモして後で復習だ。

何をするにも初めてのことだらけだが、年齢的にそれなりの対応を求められる。

新卒のようにミスしても許される、という訳にはいかない。

そんなことを考えると緊張してしまうが、やるしかないのだ。

そんなことを考えながら、勤務初日が終わった。
定時になると早々に片づけをして、会社を後にした。

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◆ 転職回顧録-営業マン編2/19へ続く↓↓

朝、私を見送る妻の顔も明るい。これでやっと、安定した生活を手に入れることができた。

40代無職男はもう死んだ【転職回顧録-営業マン編2/19】
失職してからは苦戦したものの、なんとか内定をとることができた。無職中年男から会社員中年男に生まれ変わるのだ。
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