Cafe de 無職

~40代、50代の無職が集う場所~

転職回顧録-27

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そしてむかえた初出社日。

ついにこれまでのフリーター生活に終止符を打ち、社会人として再スタートを切る。
そのとき30代後半という若くはない年齢だったが、小学校に初登校するような気分だった。

朝、最寄り駅の雰囲気がいつもとが違う気がする。通勤時間帯だからだろうか。
サラリーマンで込み合う電車内もまた独特の雰囲気だ。少しづつ、以前の感覚が戻ってきた気がする。

色々なことを考えつつ電車に揺られること1時間。ついにオフィスに着いた。
初日が肝心だ。気合が入る。

会社のドアを開けると、以前のように社員全員から起立して挨拶されることはなかった(転職回顧録-21を参照)。
これが苦手な私にはこちらの方がむしろありがたかった。
これからはもうお客様ではなく、社員として扱われることを実感した。

周囲を見渡すと今日が入社日の社員は私一人だけだったが、後日、もう二名の入社が決まっているという。どんな人か気になるところだ。

自席にはすでに名刺が用意されていた。これを見ると気が引き締まる。
積に座ってさっそくPCを起動してみる。当然、担当している仕事はなにもないが、こうしないとなんとなく落ち着かない。
やがて始業時間になり、私を含めた社員全員がミーティングルームに集合し、そこで私が前に出て簡単な自己紹介を行った。

こうやって前に出て他の社員の人達の顔を見ると色々なことが分かる。
どうやら社員の年齢構成が偏っているようだ。30代という私の年齢が、構成人数の少ない年齢層に該当すると思われた。
職場の雰囲気はこれから徐々に分かってくるだろう。

簡単な朝礼が終わった後、代表から会社の概要などをあらためてレクチャーされた。

その後、別の人から総合的な業務の説明を受けた。会社の規模、事業内容、各部署の説明、詳細な作業手順。
もちろん、一回でそれらの説明が頭に入る訳もなく、分からないながらもメモをとりながら話を聞いていた。

やがてお昼の時間になり、近所の定食屋でも探してみようかと思っていたところ、歓迎会を兼ねて近隣の店で皆でランチをとることになった。もしかして毎日みんなで食べるのか?と思ったがそういうことではなく、今日だけの特例ということだった。
こんなことは今までなかったので少し戸惑ったが、まだ話し相手すらいない状態だったので、これは少し助かった。

そうして午後も講義の時間が続き、少しづつ専門的な内容に移っていく。
総論から各論に入り、どのような事務手続きが必要になるか、イレギュラーな場合はどう対応したらよいかなどより実務的な説明を受けた。

何をするにも初めてのことだらけだが、年齢的にそれなりの対応を求められる。新卒と同じようにミスしても許される訳ではない。
そんなことを考えると緊張してしまうが、やるしかないのだ。

そんなことを考えながら、勤務初日が終わった。
定時になると早々に片づけを行い、会社を後にした。(回顧録-28へ続く)

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