Cafe de 無職

~40代、50代の無職が集う場所~

転職回顧録-62

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合宿三日目。

この日も含めて残すところあと二日だ。
いざ合宿に参加すると、日が経つのはあっという間だ。

子供たちにも少し疲れが見えはじめてきた。
なんとかここを乗り越えてほしい。

おそらく、この日がもっともきつい日程だ。
なにせ、合宿の成果を試すプログラムが目白押しだ。
朝から晩までまとめテストが繰り返されるため、この日の授業はなしだ。
その代わり、テストの解説授業があり、個人的な質問タイムも設けられているため、この日程の方が忙しいかもしれない。
講師陣としては息つく暇がない。

この合宿では大勢の生徒を見ているのだが、そのなかでひとり、気になる生徒がいた。
どのように気になるかというと、とにかく動作がワンテンポ遅いのだ。
それだけでなく、消しゴムを落としたり、シャーペンの芯を折ったり、とにかくちょっとしたことが何かしら起きている。

どのように接すればよいのか他の講師とも話し合ったが、結局根気よく接するしかないという結論になった。
ひとりひとりに目が行き届くのが、こうした小さな規模の塾のいいところだ。
忙しい時などは指示したことをしてくれなければ、怒りたくなってしまいがちだが、そこはぐっとこらえることにした。

こんなことをしていたら当然、成績は悪い。
数学などは下から数えたほうが早かった。

しかし、英語だけはなぜか上位成績者として貼り出されていた。
これは本当に不思議で仕方なかった。
おそらく、語学に才能があるのだろう。将来は私なんかよりも英語ができているかもしれない。

人間、向き不向きがあるものだ。
私が仕事を転々としてきたのも、向き不向きが影響しているのだろうか。

この頃になると、私も合宿に十分慣れてきていた。
体力的にも落ち着いてきたので、多少の無理もききそうだった。
この三日間でよく分かったのは、その日の終わりがどんなに遅くても、とりあえず大浴場に入ってから就寝すれば、とりあえず疲れが取れるということだ。
あとは、差し入れとして控室に置いてある栄養ドリンクを飲めば充電完了だ
これさえやっておけば問題なさそうだった。

こうして、三日目も終わり、明日は早くも合宿最終日だ。
生徒も非論困憊だろう。
体調不良者が出ないことを祈りながら床に就いた。(回顧録-63へ続く)

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