無職中年男が大晦日に感じる期待と不安【転職回顧録-フリーター編18/36】

合宿も無事終了を迎えた。

そして私は帰宅して人並みに大みそかを迎える。

折り合いの悪い義実家にも形だけのあいさつを行った。

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そして私は、新年が明けてからの受験シーズンに気を引き締めるのだった。

三泊四日の合宿、無事終了

帰り道には喫茶店で一息ついてから帰宅し、ベッドに倒れ込んだ。

翌日は大晦日だった。

無職でもこの日だけは人並みに年末気分を味わいたい。

本当ならば妻と帰省して両親に顔を見せたいところだが、そのお金がない。
親不孝は重々承知だが、実家には電話であいさつしただけだ。

その日はゆっくりと過ごすことにして、翌日は義実家に訪問することにした。

自分が40代無職ということもあり居心地は悪かったが、正月のあいさつくらいはしないわけにはいかない。

義父や義母も、アルバイトの身とはいえ、再就職を目指して年末も頑張って働いてきたということで迎え入れてくれた。

こうした状況で一番困るのが、現状や今後の見通しを報告する瞬間だ。

時間があれば色々な媒体で応募していたものの、手応えが全くない状態だ。

「まったくダメです」とは言えないし、「もうすぐ内定が取れそう」とも言えない。

なので、今後の見通しについて、どう答えてよいか困ってしまう。

「面接までは行くのですが…」くらいがベストなのかもしれない。

幸いなことに今年の大みそかは、そこまで突っ込まれた話はなかったが、やはり居心地が悪い。
なんとかその場をしのぎ、帰宅した。

精神的にグッタリしたので帰宅後はゆっくりしていたかったが、そうはいかない。

正月二日から、さっそく塾の授業が予定されているからだ。

年明けの塾講師は忙しい

2月・3月が受験シーズンとなるため、それに備えて色々と準備をしなければいけない。

入試はどれだけ過去問を解いたかで勝敗が決まるといっても過言ではない。
そのため、私が担当しているクラスでも過去問を分析し、年明けから授業で解説しなければならない。

最初は問題を見れば解けるだろうとタカをくくっていたが、実際に問題を見てみると、すぐには解けなかった。

数年のブランクがあるため、頭が大分鈍っているのだろう。

大急ぎで5年分の問題を分析し、授業用ノートを作った。

最初こそ悪戦苦闘していものの、何年分もの過去問を解いていると、体の傾向がつかめてくるし、解き方も大体パターン化していることがわかる。

こうした作業は大変だが楽しいもので、あまり苦にならない。
きっと、長く続けられる仕事はこういうものなのだろう。

塾のプロ講師という選択肢も頭をよぎったが、それはないと思った。
これはあくまでつなぎの仕事だ。

実はこの時、塾長から契約社員にならないかと声を掛けてもらっていたが、私には進みたい道があったため丁重にお断りした。

後悔するかもしれないが、自分のやりたい仕事を優先することにした。

さて、これから生徒は、生まれて初めてといってもいい入試というプレッシャーと戦っていくのだろう。

私は塾講師として、そのプレッシャーを少しでも軽減できるよう手助けしてあげなければならない。

生徒のことも気になるし、自分の将来のことも気になる。

今年はどんな年になるか、期待と不安が入り混じった気持ちで新年を迎えた。

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◆ 転職回顧録-フリーター編19/36へ続く↓↓

父が実家から上京してきた。私が受け取った母からの手紙に私は涙することになる。

無職中年は母親の気持ちに涙が出そうになった。【転職回顧録-フリーター編19/36】
母が書いたという手紙を渡された。面と向かって会うのはつらいということで、気持を手紙にしたためたものだという。
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