先輩社員が次々と辞めていく理由。【転職回顧録-営業マン編9/19】

先輩の引継ぎが終わった。

引き継いだ顧客データをまとめたところ、今まで以上の膨大な仕事量をこなさなければいけないことが分かった。

絶望的な気分…

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そして追い打ちをかけるように、新たな事態が判明した。

引継ぎが終わり、あらためて先輩と飲みに行った

怒涛の引継ぎが終わったのは金曜日だった。

3時間ほど残業したので、会社を出るころはもう遅い時間になっていた。

せっかくの金曜日ということなので、打ち上げを兼ねてそのまま先輩と飲みに行くことにした。

さて、週が明けて月曜日。

出社した私は引継がれた顧客一覧をあらためて眺めていた。

それまで私が担当していたものに引継がれた顧客を加えると膨大な数になる。

そのデータはエクセル表にリストとして記載されているだけなので管理が大変そうだ。

DBを新たに作成してそこに入れていくことも考えたが、日々の業務に追われそのような時間はなかなか取れそうにない。

そんな時間があったら一件でも多く客先回りしてこうというのがこの会社の方針だ。
後々のことを考えれば、今DBを作っておくほうが得策だと思うのだが…

さて、その頃の私の契約獲得状況はというと、小さなものは少しづつ取れてはいたものの、成績は依然として芳しくない。

会社の実態

その日も外回りをしていると、例の先輩から連絡があった。

なぜ先輩がわざわざ連絡してきたかというと、私に知らせたいことがあるという。
お互い近くにいることが分かったので、二人の中間あたりの駅で会うことになった。

約束した場所で落ちあった我々は、近くの喫茶店に入った。

そこで、別の先輩もまた退職するという話を聞かされた。

それにしても私が入社してまだ二か月しか経っていないのに、これでもう二人目の退職者だ。

なぜこれほどまでに同じようなことが続くのだろう。

さらに悲惨なことに、その後任はまたしても私になるという。

またしても短期間で引き継ぐことになるのだろうか。
もうウンザリしていた。

上司にこの件を相談しに行くと、今回の引継ぎは一週間で行う予定だという。
前回の三日間での引継ぎに比べればまだましだが、まともな期間設定とは思えない。

引継ぎ方法はこれまで同様に、お客さんのところを回って新担当者である私の名刺をひたすら配るということらしい。

そして実際に一週間、この作業を繰り返した。
連続で引継ぎを行い、もうクタクタ。

だが、収穫もあった。
それは、この二回目の引継ぎの最中、色々と会社の裏話を聞かせてもらえたことだ。

人員の入れ替わりが激しいことや、社長とそりがあわない人は次々と辞めていいったことなど。

その話から離職率をざっと計算してみると、約70%の人が一年以内に会社を辞めていた。

これは今に始まったことではなく、ずっとこんな状態が続いているようだった。

しかし、この会社には、離職率の高さを改善する考えはない。
どうやら、短期離職→補充ということを繰り返してここまできたようだ。

突然の評価面談

一週間をかけた二回目の引継ぎもなんとか終わり、ホッと一息ついていると上司に呼ばれた。

なんでも評価面談を実施するという。

随分と急な話だ。

評価面談の内容は大体予想がついていた。

どうせ私の成績低迷のことを突っ込まれるに違いない。

面談が始まると、案の定、そこを指摘された。

このままでは会社として評価できる部分がないので、自分なりの売り上げ目標を設定して報告するよう言われた。

たしかにボランティアで私を雇っているわけではないので、給料に見合う売り上げは必要だ。

しかし、給料に見合う目標値を概算すると、到底達成困難な数字しか出てこない。

さてこれからどうしよう?などとボンヤリと考えていた

翌日はちょうど休みだったので自宅で今後の目標値をあらためて計算してみた。目標値といえば聞こえはいいが、要はノルマだ。

何回計算してみても、無理なものは無理だ。

今まで多くの人が辞めていったのは人間関係が原因と聞かされていたが、こうした過大なノルマも大きな要因だったのではないだろうか。

だとすれば、私も近いうちに退職という結末を迎えるのではないか。

そんなことを考えるようになっていた。

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◆ 転職回顧録-営業マン編10/19へ続く↓↓

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妻に仕事の愚痴を話すのはこの時が初めてだったと思う。このときすでに私の気持は半分折れかかっていた。
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