【無職中年男は再就職できるのか? 転職回顧録-91】元無職中年男の管理職がのこれからを真剣に考えた

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転職顧録もおかげさまで90話を迎えた

第1話を投稿してからこれほど長く続くとは考えもしなかった。

当初は10話くらいで終わるかなと思っていたが、書きたいことがありすぎて色々と書き足しているうちにここまで来てしまった。

しかし、そんな転職回顧録も終わりに近づいている。

回りくどい言い回しや誤記などは随時修正し、また、加筆・修正も積極的に行っていきますので、興味のある方はまたご覧いただければと思います。

さて前回は、部下が退職願をもってきた記事を投稿した。

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結局、その退職願は上層部によって受理され、彼は二か月後に正式に退職することになった。

上司の私としては、悩みを事前に察知してあげられなかったことが辛かった。

そして、彼と同じような辛い環境にあったのが他でもない私だ。

社長からパワハラまがいの恫喝を受け続けて精神的に参りかけていた。

そこで熊さんに相談してみた。
待ち合わせ場所はいつもの喫茶店だ。

たしか、熊さんも私と同じように社長から罵声を浴びせられていると聞いていた。

席に座ってコーヒーをすすりながら、「そちらの様子はどうですか?」と聞いてみた。

すると意外なことに、以前ほどつらい環境ではなくなってきたという答えが返ってきた。

どうやら、社長の矛先は私に向かいつつあるようだった。

どうすれば状況が改善するのだろう。
社長からの恫喝なので、部署異動したとしてもあまり意味はなさそうだ。

この会社にいる限り、何をしてもパワハラがなくなることはないのだ。

私は辞意を固めた

もしこのままの状態が続いて鬱にでもなったら社会復帰は難しい。
それならば、こちらから辞めてやる。

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しかし、妻にはなんて言おうか… 義理の両親にはどう説明しよう…実家の両親をまた悲しませることになってしまう…

この会社に入社してからまだ数ヶ月しか経っていない。

そんな状態で誰かに相談しても「どこにでもそんな人はいる」「似たような状況でもみんな我慢して働いている」など言われるに決まっている。

所詮、今の状況は当の本人にしか分からないなのだ。

他の人から見れば、自分勝手だとか辛抱が足りないと言われるのだろうが、もう誰に何を言われようが構わないと思った。

精神が壊れるかどうかの瀬戸際だ。

その日の帰宅後、妻に全てを打ち明けた。

自分がパワハラを受けていること、これ以上は耐えられないということ。

そして、せっかく安定したところに就職できたのに、自分からその座を捨てるような真似をして申し訳ないと謝罪した。

二人の間にはしばらく沈黙があった。

そして、妻は「分かった」といった。

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口ぶりからは決して全てを納得した様子ではない。
自分勝手だと言われた。

なぜ、こうなってしまうのか。

前々職が倒産してしまってから二社を渡り歩いてきたが、どこも肌になじまないところばかりだった。

会社が悪いのか、私が悪いのか。それはよく分からない。

もしかして、私は会社で働くことに向いていないのかもしれない。

この先どうやって生きていこうか、そして、妻との離婚はもう避けられないだろうと思った。(回顧録-92へ続く)

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