満足な夕食にありつけなかった無職中年男【転職回顧録-フリーター編16/36】

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あらすじ

合宿も三日目。

あいかわらずタイトなスケジュールでみな頑張っている。

はたしてこの日も大きなトラブルなく予定をこなすことができるのか?

合宿三日目

この日も含め、合宿は残すところあと二日だ。

こうしていざ合宿に参加してみると、時間が経つのはあっという間だ。

ただ、子供たちにも少し疲れが見えはじめてきていた。

しかし、この日は合宿の成果を試すプログラムが目白押しなので、もっともきつい一日だ。

なんとかここを乗り越えてほしい。

この日はどんなスケジュールかというと、朝から晩までまとめテストが繰り返される。

それとは別に質問タイムが設けられていたり、テストの解説授業があるので、講師にとっても生徒にとっても今日はとても忙しい。

息つく暇がない。

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気になる生徒

この合宿では大勢の生徒を見ているのだが、そのなかでひとり、気になる生徒がいた。

どのように気になるかというと、とにかく動作がワンテンポ遅いのだ。
もちろん、彼はわざとやっているわけではない。

しかし、頻繁に消しゴムを落としたり、ノートをとるのが極端に遅かったり、とにかく何かしら一人で慌てていた。

一事が万事そんな感じなので当然、授業に集中できていない。成績も悪い。

数学などは下から数えたほうが早かった。

これが個別指導の塾であれば接し方も違ってくるのかもしれないが、ここは集団授業である。

一人のためにちょくちょく授業進度が遅れてしまうとちょっとイライラしてしまう。
しかし、相手はまだ子供だ。

ここはぐっとこらえなければいけない。

ただ、私以外の講師も彼のことが気になっていたようで、接し方を他の講師とも話し合ってみた。

しかし、効果的な策は見当たらず、根気よく接するしかないという結論になった。

そんな彼だが、面白いことに英語は上位成績者として貼り出されていた。

これは本当に不思議で仕方なかった。おそらく、彼は語学に才能があるのだろう。

人間、向き不向きがあるものだ。
私が仕事を転々としてきたのも、向き不向きが影響しているのだろうか。

やっとありつけた夕飯

合宿も三日目になると、私の体も合宿のスケジュールに慣れてきたようで、体力的にも落ち着いてきた。

そしてこの日はなんと、夕食の時間を1時間も確保することができた!

合宿に入ってから落ち着いてご飯を食べることができなかったので非常にうれしかった。

ということで、他の講師が驚くくらいがっついた。

まずは普段の無職生活ではあまり食べることのできない肉料理を中心に攻める。

もちろん、おかわりは当たり前。

おかずはビュッフェ形式で食べ放題なので、お腹がはちきれるくらい食べてやった!

食費を気にせず食べられることほどありがたいものはない。

この食事のおかげで気力体力とも充電することができた

また、この三日間でよく分かったことは、その日の終わりにどんなに疲れていても、とりあえず入浴してから就寝すれば、体力はそこそこ回復するということだ。

あとは、差し入れとして控室に置いてある栄養ドリンクを飲めば充電完了。

入浴→栄養ドリンクを繰り返しておけば1週間程度は無理がききそうだった。

こうして三日目が終わり、明日は早くも合宿最終日だ。

生徒も非論困憊だろう。

体調不良者が出ないことを祈りながら床に就いた。

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◆ 転職回顧録-フリーター編17/36へ続く↓↓

合宿最終日。長いようで短かった合宿が終わった。

勉強合宿終了。無職中年男はまたしても不安になった。【転職回顧録-フリーター編17/36】
バスが解散場所に到着した。迎えに来た保護者に子供を引き渡し、これで塾の役目は終わった。
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