Cafe de 無職

~40代、50代の無職が集う場所~

転職回顧録-46

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社内で退職のあいさつを済ませた私は、会社を出たところでZ君から声を掛けられ、そのまま彼と呑みに行った(転職回顧録-45を参照)。

その席で彼は、仕事に対する不安な気持ちを私に打ち明けた。
きっと彼もこの先、仕事のことで色々と思い悩むことがあると思う。そのときはどうか、自分の精神状態が平常を保てるかどうかを基準に考えてほしいことを伝えた。
私の場合は、それまでの仕事経験が邪魔をして外回りという仕事を続けることはできなかった。しかし、彼の場合はそういったことがなく、まっさらな状態で仕事に臨めるだけ私よりもマシなのかもしれない。

時間はやや遅かったが、帰路、我が家の近所にある妻の実家に立ち寄り、退職のあいさつをすることにした。
もうすでに退職することは伝えてあったが(転職回顧録-40を参照)、それでもやはり、実際に退職したことを報告するのは言いにくかった。

義母は黙ったまま、そして義父は早く新しい仕事を見つけるよう私に話した。
出されたお茶は味がしなかった。
重苦しい雰囲気の義実家を後にした私と妻は、車で近くの喫茶店に向かった。これからどうするかを話し合うためだ。

義両親とはギクシャクした関係になってしまったが、妻との関係性はこれまでとあまり変わらなかった。
失業した夫に辛くあたることもなく、今までとおり普通に接してくれた。
それが唯一の救いだったと思う。
きっと、慣れない仕事で精神的に参っていたことを察してくれていたのかもしれない。
ありがたい話しだ。

ところで通常、仕事を辞めた場合は、失業給付手当などの申請を行うことになるが、私の場合は1年未満の短期離職となってしまったため、受給要件を満たしていなかった。
そうなるとまずは、家賃、奨学金、税金という大きな額の支払いが喫緊の課題となり、これらをいかに安く抑えるかを検討しなければならない。
家賃の減額については引っ越しをしない限り無理だが、それ以外では、奨学金返済の一時的猶予や税金減額といった申請が可能だということは予め調べていた。
したがって、可能なものは一日でも早く申請するという結論になった。

次は転職活動の展望が問題だ。
新しい職場をみつけるまでの期間について、これまでの経験を基にその展望を妻に話した。
おそらく100社以上の応募が必要となり、早くても半年はかかりそうだと告げた。
求職期間が長引きそうなことは妻も予想していたようで、私が話した内容に大して驚きはしなかった。頑張ってコツコツ応募していくより方法はない。
だとすれば、内定を得るまではアルバイトしなければならない。
選択の余地はない。

結局、当たり前のことを二人で再確認したにすぎないが、私と妻で互いの認識を共有できたことはよかったと思う。

帰宅すると、時計の針はもう深夜の1時を回っていた。
退職日という長い一日を終え、精神的にどっと疲れが出た私は、早々に入浴して就寝することにした。(回顧録-47へ続く)

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コメント

  • 管理人さん

    こんばんは

    私は30代男性です。
    ブログ気になり、記事、読ませていただきました。

    私も、今、管理人さんが経験したような営業の仕事をしています。
    少し前に、事情があり転職しました。
    毎日、アポ、アポ、訪問数に追われ大変です。
    私もいつも自転車操業みたいな状態です。
    もう、ストレスで嫌でたまりません。

    管理人さんはパソコンもなく本当に大変だと感じました。
    次の仕事が管理人さんにとっていいものになることを祈っております。

    また、記事読ませていただきます。

    by ジョニー 2017-07-24 22:42

    • >ジョニー様
      コメントありがとうございます。
      今も、大変な思いをしながらお仕事をなさってるんですね。
      この仕事のつらさや厳しさ、痛いほど分かります。
      どうか、精神のバランスだけは崩さないようお気を付けください。

      by middle-man 2017-07-25 10:37

コメントどうぞ。お気軽に!