部下の退職。人間関係のもつれ。【転職回顧録-管理職編9/16】

仕事内容というより、社長との関係性に悩み続けはじめた私。

これはいわゆるパワハラというやつだ。

まさか、管理職である自分がそんなハラスメントを受けるとは思いもしなかった。

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その日もいつものように仕事を終えて会社を出ようとしたところ、部下から声を掛けられた。

私はそこで驚きの告白を受けることになる。

部下からの告白

その日も社長からの叱責でウンザリしていた。

しかし、そんな状況でも仕事を放棄するわけにはいかない。

憂鬱な気持ちのなか、なんとか自分を奮い立たせて仕事を終えた。

ふと気づくと定時を過ぎていたので帰宅のため会社を出たところで、部下から声を掛けられた

珍しいこともあるもんだと思いながら話を聞こうとするとこう言われた。

「人目につかないところで相談したいのですが…」

ということで、いつも熊さんと話をするときに利用している喫茶店に移動した。

ここなら会社の人と出くわすことはないし、静かな店内で落ち着いて話しをすることができる。

席について二人分のコーヒーを注文する。

そして、何があったのか聞いてみるとと、彼の口からは予想もしなかった話飛び出してきた。

「実は会社を辞めたいんです。」

私は上司の立場からこの手の話に対応した経験がなく、かなり戸惑った。

とはいえ、「はい、そうですか」というわけにはいかないし、そもそも私には退職を了承する権限がない。

そこでまずは、なぜ退職したいのか、その理由を聞くことにした。

どうやら、人間関係のもつれらしい。

先輩の指導が陰険すぎて耐えられないという。

無視されたり、そっけない態度をとられたり。

かと思えば、突然フランクに接してきたりとテンションの波が激しくて相手の気持ちが分からないという。

そんな毎日が続いているうちに、だんだんと精神的に不安定となり、このままでは体調を崩しそうなのでなるべく早く辞めたいということだった。

女性が多い職場の特徴

女性が多い職場では、こうしたことが起きやすいということは聞いていたが、自分の職場でもそれが起きてしまうとは…

実は入社当初、座学を受けた際に、「彼の指導役である女性社員は気難しい一面があるので注意しておいた方がいいよ」という話は聞いていた。

私もトラブルが起きないように注意はしていたつもりなのだが、事は水面下で進んでいたようだ。

とりあえずは彼の退職したい理由は分かった。

しかし、私がすべきことはまず慰留だ。

ただ自分自身の経験からしても、いったん退職を考えはじめた人は、上いくら慰留したとしても、滅多なことがない限り、その気持ちが覆ることはない。

その日はとりあえず、もう少し考えてみてからあらためて相談してきてほしいということを伝えた。

その翌日、私は、彼からこのような相談があったと社長に報告した。

社長からは「分かった」とだけ返信があり、一週間が経過した。

その日の定時間際、本人がこっそりと退職願を持ってきた。

希望する退職日は二か月後。法的には彼の退職を拒否することはできない。

しかし、私の権限ではそれを受理するかどうかの判断はできなかった。

ひとまずそれを受け取ってから、社長の指示を仰ぐため再度、退職願の提出があったことをボスに伝えた。

ここまで色々なことがあったが、私が入社して約二ヶ月が経過していた。

そして早くも自分の部署から退職者を出すことになり、私自身のキャパもいっぱいいっぱいだった。

この仕事は給与的には申し分なかったが、人間関係のストレスが半端ではない。

前任者の裏事情

そんなこともあって、私は、自分の前任者が辞めた理由がわかったような気がした。

そこで私は前任者にアポを取り、これまでの職場はどんな雰囲気だったのか、思い切って相談してみることにした。

事情を説明したところ、さっそく会ってくれることになった。

待ち合わせ場所は会社から数駅ほど離れたところ。

私の仕事帰りに合わせて待ち合わせ時間を決めてくれた。

実際に会ってみると、想像していたよりもずっと話しやすい人で、退職した経緯なども話してくれた。

どうやらこの人も、社長のパワハラにずいぶんと苦しめられたそうだ。

それでもなんとか約1年半ほど耐えてみたものの、うつ病寸前にまで追い込まれ、ついには退職を決意したらしい。

私と全く同じだ。

そして今の状況を相談すると、「まだ状況は変わっていないのですね…」と一言。

私の想像どおり、パワハラは昔からずっと続いていたのだ。

「元凶はおそらく社長にあるが、この状況を改善したい」と相談したところ、その人も同じ考えだった。

しかし、「組織のトップがあの性格ではどうにもならない」と言われ、さらには「この仕事は長くは続けられないかもしれませんよ」と警告される始末。

私も同じことを考えていただけに、これからどうしたたらいいのか途方に暮れてしまった。

結局、事態を静観するしか方法がないのだろうか…

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◆ 転職回顧録-管理職編10/16へ続く↓↓

ついに重大な決意を固めた私。その内容とは!?

会社を辞めたい40代元無職、今管理職。【転職回顧録-管理職編10/16】
退職を希望する彼と同じように辛い環境にあったのが他でもない私だ。会社を辞めたい40代管理職男がそこにいた。
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コメント

  1. ぽて より:

    いつも更新楽しみにしています!

    • middle-man より:

      ぽて様

      いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
      現在、身の周りが色々と忙しく、頻繁に更新できていませんが、これからもどうぞお付き合いください。