【無職中年男は再就職できるのか? 転職回顧録-90】元無職中年男の管理職は、部下の退職にうろたえた。

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帰宅しようと会社を出たところで、部下から声を掛けられた

珍しいこともあるもんだと思いながら話を聞こうとするとこう言われた。

「人目につかないところで相談したいのですが…」

ということで、いつも熊さんと話をするときに使っている喫茶店に移動した。

席について二人分のコーヒーを注文して、どうしたのか聞いてみるとと、彼の口からは予想もしなかった話飛び出してきた。

「実は会社を辞めたいんです。」

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私は上司の立場からこの手の話に対応した経験がなく、かなり戸惑った。

とはいえ、「はい、そうですか」というわけにはいかないし、そもそも私には退職を了承する権限はない。

そこでまずは、なぜ退職したいのか、その理由を聞くことにした。

すると、人間関係のもつれらしい。

先輩の指導が陰険すぎて耐えられないという。

時には無視されたり、そっけない態度をとられたり。

そんな毎日が続いているうちに、だんだんと精神的に不安定となり、このままでは体調を崩しそうなのでなるべく早く辞めたいということだった。

女性が多い職場というものは、こういうことが起きやすいということは聞いていたが、自分の職場でそれが起きてしまうとは…

とりあえずは退職したい理由は分かった。

しかし、私にできることはまず慰留だ。

ただ自分自身の経験からすると、いったん退職を考えはじめた人は、上司がいくら慰留したとしても、その考えがひっくり返ることはない。

その日はとりあえず、もう少し考えてみてからあらためて私に相談してきてほしいということを伝えた。

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翌日、彼からこのような相談があったとボスに報告をした。

ボスからは「分かった」とだけ返信があり、一週間が経過した。

その日の定時間際、本人が退職願を持ってきた。

希望する退職日は二か月後。法的には彼の退職を拒否することはできない。

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しかし、私の権限ではそれを受理するかどうかの判断はできなかった。

ひとまずそれを受け取ってから、ボスの指示を仰ぐため再度、退職願の提出があったことをボスに伝えた。

ここまで色々なことがあったが、私が入社して約二ヶ月が経過していた。

そして早くも退職者を出すことになり、私自身のキャパもいっぱいいっぱいだった。

この仕事は給与的には申し分はなかったが、ストレスが半端ではない。

私の前任者が辞めた理由がなんとなくわかった気がした。(回顧録91へ続く)

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コメント

  1. ぽて より:

    いつも更新楽しみにしています!

    • middle-man より:

      ぽて様

      いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
      現在、身の周りが色々と忙しく、頻繁に更新できていませんが、これからもどうぞお付き合いください。