検査から一日たって
病院で検査を受け何の異常もないことが分かった(元無職中年男性、病院に行く。 参照)。
ホッと一安心だ。
とはいえ炎上案件が鎮火するわけではない。
平社員の担当レベルではもう収集が付かなくなってきているのに、上司からのヘルプが出る気配はない。こういう時こそ上司の出番だろうに…
そんな状態が続いてさらに二週間が経過。
その間、私は誰も頼りにできないまま、他の雑用もこなしながら淡々とお客さんに説明を行う日が続く。
中年元無職、ついにキレる
埒が明かないまま時間が経過する。
そんな時に限ってお客さんの強硬な反論に出くわしてしまう。私に強烈なカウンターパンチが浴びせられる。
そしてこちらに非があると思いながらも、それをノラリクラリと交わしながらお客さんに説明するのはとてもツラい。
文句を言いながらも渋々納得してくれるお客さんもいるにはいるが、そうでないところの方がもちろん多い。そのことを一応、状況をマネージャーさんにも報告。
するとその時、私の気持ちを逆なでするようなまさかの一言が!
これにはさすがに私もキレた!
もし私が新入社員だったなら、そういうものかと思うかもしれない。しかし何年もサラリーマンをやって来た私は、そんなセリフに騙されるほど青くはない。
他の人もいる前でそんなやり取りが3分ほど続いた。
結局、マネージャーさんが『じゃあ、ここからここまでのお客さんは俺がやるよ。でも、本来はmiddle-manさんの仕事だからね。それを十分理解して。』と折れた。
まったく、一言多いわ!
しかし、普段は大人しい私が反論したことに驚いて、嫌な仕事を渋々引き受けたような感じだ。平社員ではどうにもならない時こそ、上司の出番だというのに。
成長できる仕事?
もしかして、これでうまく言い繕ったつもりなのか?
その日はさすがにアホくさくなって、仕事が残っていたが帰宅することにした。
悪化する人間関係
入社して以来、マネージャーさんとはそこそこいい人間関係を気付いていたつもりだ。しかし、その日以降、二人の間はどこかギスギスした雰囲気。
私に遠慮しているのか、嫌いになったのか、その理由は分からない。
普段は極めて大人しい私。しかしキレるときにはキレなければ舐められてしまう。なので全く後悔していない。
そんな日々が続き、ルール改悪に承諾してくれた会社は徐々に増えてきた。
ここまで来るのはハッキリいって苦労の連続だった。
一応、そのことを報告する。しかし、マネージャーさん担当のお客さんはほとんど減っている気配がない。
それをそれとなく指摘すると、耳を疑う言葉が!
なんだよ、それは!そこで私は嫌味混じりにキレた。
もしかして彼は、私のこの一言を待っていたのかもしれないが、無責任極まりない。
この段階で私の仕事に対するモチベーションはゼロ。そして重~い気持ちになった。
しかし、自分から言い出した手前、この仕事は私がやり切らなければならない。うるさいお客さんや頑固なお客さんにまた説明しなければならないと思うと、胃がズシリと重くなる。
リーダーさんはもはやこの仕事から完全に離脱している。
一応、こっそりとねぎらいの言葉をかけてはくれるが、この状況では私には響かない。
さて、この先どうするか…
私の転落人生はここから始まった。
でも即戦力の40代ですと、ヒラを言い訳には出来ないかもしれません。
勤続20年にベテランが、クレーム対応出来ないとアルバイトみたいな事を言ったら
情けなく感じるかも。