アルバイトも契約期間満了を迎え、家にいることも多くなった。
日中は図書館などに活き、なるべく外出することを心がけているが、夜はそういうわけにもいかない。
ブログのメンテナンスや記事を書いたり、資格取得の勉強をしたりしている。
そんな中で、テレビ番組について自分の趣味趣向がだんだんと変わってきていることに気付いた。
わざとらしい笑い声やガヤガヤと騒がしいバラエティはもう鬱陶しい。わざと盛り上げようとしているあざとさが鼻につく。
むしろNHKのニュースの方が落ち着いて見ていられる。
とはいえ、テレビドラマなどたまには見ており、テレ東でやっている金曜深夜の時間帯にやっているドラマは毎週楽しみにしている。
1クールが比較的短期間で終わってしまうが、他局ではやらないような独自路線の内容が多く結構楽しい。
ドラマと言えば、恋愛ものやサスペンス物が王道だが、そういった内容はジェットコースターのようにいろんな事件が起きてハラハラさせるものが多い。
しかし、そういう展開に疲れたというか飽きてきており、淡々と進行する話のほうが面白くなってきた。
その際たるものが「孤独のグルメ」だ。
もともとはマンガで人気を博し、映像として実写化したものらしい。
知名度がかなり高くなってきてご存知の方も多いだろうが、ストーリー性は特になく、おじさんが仕事先でフラリと入った飲食店で昼めしや晩飯を食べるだけのドラマだ。
今はシーズン7を放映してるので、かなり息の長いドラマになった。
私はたまたまシーズン1から見ており、その時は確か水曜の深夜帯に放映していた。
マンガ版はもう少し雰囲気が違うらしいが、私はこのドラマの方で十分楽しい。
見るべきポイントは、主演俳優の食べ方だ。それが妙にリアルなのだ。
実に美味しそうに食べる。
ニュースでの食レポなんか比べ物にならない。
これを見てしまうと、深夜にもかかわらず食欲が大いに刺激される。これがいわゆる「飯テロ」と言われるゆえんだ。
それに比べると、恋愛ものやサスペンスものは食傷気味に感じてしまう。
こうした心境の変化ははたして年齢によるものなのか、それとも、これから個人事業主としてやっていこうしている影響しているだろうか。
いずれにしても、無職40代男の感性はもう若い時のそれとは確実に変化してきている。ちょっと寂しい。
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