やっとメンバー全員と顔合わせ
この会社で働き始めて、そこそこの日にちが経過したが、まだ会ったことのない人がいた。その人は海外に長期出張しているらしい。
電話では一度話したことがあるため、その人が女性ということは分かっていた。
そして、久々の帰国ということで初めて顔を合わることに。
その当日、今まで見たことがない人がオフィスにいたので、それがすぐに彼女だということが分かった。
電話での印象と実際の外見が違ったので少し戸惑ったが、気さくな人で一安心だ。
実は強烈なオバさんだったわけだが…
聞けば、彼女は私と同じくらいの年齢。
海外出張するくらいだから英語ペラペラだし、おそらく仕事もできるのだろう。
その人の周囲への接し方を観察して分かったことは、どうやらこの人はリーダーさんと特に仲が良いということだ。
これは二人が同年代であり、英語でのコミュニケーションが取れることが大きな要因だろう。
それにしてもこの二人、まあよく喋る。
二人の共通言語はてっきり英語かと思ったが、面白いことに会話はほぼ日本語だ。
なので、英語音痴な私でも話しの内容は大体分かる。そして特徴的なのは、話の9割以上が陰口や悪口ということだ。
私のチームは他からは少し席が離れているので、ヒソヒソ話ならば外部に話し声は漏れない。しかし、同じ島の席に座っている私には丸聞こえだ。
そして、タイミングの悪いことに、この時はマネージャーさんが不在。
ということで、大半が彼の悪口だ。
どうやらこの二人の仲の良さは悪口仲間ということがあるのだろう。
それにしても、よくもまあこんなに次から次へと悪態を付けるものだ。
炎上案件の一件から私自身も彼女たちの話に納得できる点もあるのだが、正直、他人の悪口を聞くのはあまり気持ちいいものではない。
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それに、この矛先がいつ私に向くか分かったものじゃない。ある日突然、私を非難しはじめる可能性だってある。そうなったら辞めるまでだ。
こんなブラック環境で消耗することにはデメリットしかないのだから。
あ~、この先ずっとくだらない人間関係を気にしながら仕事をしないといけないのか…そう思おうと本当にくだらない。心からそう思う。
ただ、このブログで愚痴っている私も人のことはあまり言えないか…
メールをめぐる攻防
そんな彼女をめぐってさっそく事件が起きた。
それはメールがきっかけだった。
社内の従業員あてにマネージャーさんから送信されたメールを見て、オバさんがなぜか激怒している。
理由は、『リーダーさんをバカにしている!』ということらしい。しかし、いまいちよく分からない。
どうやら、『メールの内容が自分の親友であるリーダーさんを軽く見ている文面になっている!』ということだった。
ここまできたらもはや被害妄想の塊と言うかなんというか。
そもそもなぜオバさんがここまで出しゃばってくるのか理解できない。
その後、マネージャーさんとオバさんとの口論に発展。
さすがに二人とも大人なので暴言こそなかったが、オバさんは一方的に自らの主張をまくしたて、マネージャ―さんはどちらかと言うと大人の対応。
ここはかなり厄介な職場だということが少しづつ分かってきた。
個性的なメンツと言えば聞こえはいいが、こんな人たちに囲まれて仕事をしていれば、まともな人はすぐに脱出することを考えてしまうのではないか。
人の出入りがそこそこ多いのもうなずける。
入社面接試験の際、離職率のことをもっと真剣に聞いておくべきだった!
毎日、本当に後悔している。
私の転落人生はここから始まった。
平から中間管理職あたりまでの悪口は、職場の緩衝機能になっていることがある。けど、いい気持ちがしないのは何でなんでしょうね。どういう心構えでいるのが多数派なんでしょう?