仕事を辞めた後の身体的・精神的変化

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退職してから数ヶ月

つい最近までは引っ越し予定のゴミ部屋の整理などしてきたので気が紛れていたが、未だ無職であることには変わりがない。

仕事を辞めたことでストレスフルな生活から抜け出すことができたわけだが、その結果、中年男の心と体にはどんな変化が起きたのか。

生活が少しだけ一段落したので考えてみた。

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良かった点

体調面

ストレスがなくなったことで体調面も改善されたと思う。

例えば、私はアトピー性皮膚炎で肌が乾燥しがちだった。
ストレスフルな生活のため常にどこかしら痒かったのだが、その症状が和らいだ。

きっと、精神的な負担が大幅に軽減したことが大きな理由だろう。

また、仕事のストレスで暴飲暴食することがなくなり、体重が減った。

それまでは、仕事の気晴らしにラーメンをしょっちゅう食べに行っていたのだが、今ではそういうこともない(もちろん、無職なので節約しているという理由もあるが…)

意識的に野菜を取り入れた自炊生活のおかげで疲れにくい体になったし、食費は安くなった。

精神面

精神的な面での変化が一番大きい。

まず、妻と談笑することが増えた。
個人的にはこれが最もよかったことだと思っている。

それまではパワハラなど、仕事上のストレスによって常にイライラしていた。
しかし、そういったことが根本的に解消されたため、日常生活でも自然と笑顔が増えた。

妻も同じことを言っていたので、自分だけが思っているのではなく、客観的に見てもそうなのだろう。

仕事を辞めて最も良かったと思うのが、この笑顔が増えたという点だ。

悪かった点

体調面

特になし。

仕事を辞めてから体調が悪くなったと思うことはほとんどない。

しいて言うなら、生活リズムが崩れがちになったということくらい。

それまでは決まった時間に寝起きしていたが、それがなくなった。

ブログの更新やメンテナンスで深夜まで作業したりして生活リズムが不規則になったが、それによるデメリットは特に感じていない。

むしろ、無職でもやるべき作業があるというのはいいことだ。

精神面

仕事を辞めたことで多くのストレスから解放された訳だが、その反面、別の精神的マイナス面もある。

それは、経済的な不安と世間体の悪さだ。

まず、経済的な不安。
これが最もつらい。

税金、家賃、公共料金などの毎月の固定的な支払いが非常に厳しい。
10万にのぼる出費は無収入の身にはこたえる。

今はまだ貯金があるからなんとかなっているが、それがなくなってくるとどうなるか。
考えただけで恐ろしい…

次に世間体。

40代のおっさんが日中フラフラしていると不審者に間違われるし、同窓会などには絶対に出席したくない。

それに親戚の集まりなどにはまず参加できない。本来なら親戚の子供にお小遣いのひとつもあげたいが、それほど余裕はない。

私がほしいくらいだ。

それだけでなく、義実家との折り合いが悪くなった。
働いていたころはよく一緒に外食などに出かけていたが、そういったことは全くなくなった。

そしてもっとも辛いのが、妻との関係性だ。
このままでは離婚に発展する可能性もあり、この厳しさは他のものと比較して一番厳しい。

しかしこれは私が退職してしまったのが原因なのでどうしようもない。
もう一度サラリーマンとして働くか、自営業として成功する以外に解決の方法はない。

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結局、仕事を辞めてよかったのか?

プラス面とマイナス面を総合的に考えると、今回の退職という判断は自分にとってよかったと考えている。

ただ、大人の責任として、仕事を辞めたらそれなりにその後の生活が予想以上に厳しくなることを覚悟しなければならない。

年齢が高くなればなるほど、この傾向は顕著だ。

でも、私はそうまでしても仕事を辞めたかった。
あのままでは自分の精神が壊れてしまう寸前だった。

一見すると、かなり好待遇の仕事を得ることができたが、そうなる前に自分でなんとかしなければならなかった。

しかし、いつまでもこうしているわけにはいかない。
そろそろ人生を立て直す時期に来ている。

このブログを見ている無職の皆さんは、仕事を辞めたことに対するメリット/デメリットをどう考えますか?

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