40代無職中年男のジャケットと切ない思い出

ジャケットの思い出

事業化に向けての作業はほとんど進んでいないが、とりあえず何かやってみようとしている。

まず最初に手を付け始めたのはフリマサービスで不用品を売ることだ。未だに一つも売れていないが…。

やろうとしている仕事とは無関係だが、まあこれはこれでいい経験になりそうだ。

私はこれまでインターネット通販で商品を購入したことはあるが、売ったことはない。色々と工夫を凝らしているが、いまいち反応が薄い。

それに加えて、今のままでは売っている商品が少ないので、もうちょっと出品数を増やしたいところだ。そうすれば出品者としての信用も上がるかもしれない。

そこで売れそうなものを自宅で色々と物色していたところ、これまでに数回しか着ていないサマージャケットがあることを思い出した。

実はこのジャケットには色々と思い出がある。苦い思い出だ。

それは2年前の夏のこと。

応募した企業から面接の連絡があり平服で来るようにということだったので急遽、準備したものだ。

私としては第一希望の会社だったので、多少値は張ったものの、ちゃんとしたものを買った。いかにも安っぽいものは避けたかった。

猛暑だったため、サマージャケットといっても着れば当然暑い。それでも誠実さをアピールするためにキッチリした服装をして面接に臨んだ。

これまでの経歴を若干バカにされたりして悔しい思いもしたが、そこはぐっと堪えたがあえなく不採用。

妻も期待してくれていただけに、落胆は大きかった。

私からすればまた別の企業に応募すればよいだけだが、再就職先が決まらない不安をこれからも妻に抱かせることだけがつらかった。

そんな苦い思い出のあるジャケットだが、負の遺産をスッパリと捨て去るという意味で出品することにした。

とはいえ、そのままで売るのは気が引けたので、一度クリーニングに出すことにした。

その費用も考えると利益はなかなか出せないが、今は取引を繰り返すことの方が重要だ。

さて、ジャケットを持って近所のクリーニング店に行ってみると、まさかの定休日。いきなり出鼻をくじかれた。

その帰り道、勤め先から帰宅する人々とすれ違った。

昔ならこんな時に憂鬱になるとところだが、今は少し違う。会社に頼らずなんとか生活を立て直すために、気力が少しずつ湧き始めている。

新ブログの構想

今、このブログ以外にも複数サイトの運営を考えている。このブログとは全く異なるコンセプトだ。

ただ、個人事業主としてやっていくのだから、趣味のサイトで終わらせたくはない。できることなら収益化につなげていきたい。

その準備のため、これからは無職なりに忙しくなりそうだ。

それにしても、こうやって自分発信で企画を考えるのは楽しい。自分の考え施策が結果に直結するのは、大きなやりがいを感じる。

もちろん、全ての責任に降りかかっていくことは大きなプレッシャーだが、それを上回る楽しさがある。

どうして会社員時代には、こうした楽しさややりがいを感じることができなかったのだろう。きっと、やらされているという考えが頭から抜けきれなかったのかもしれない。

今の私にとって、楽しんで仕事をするという当初のコンセプトがズレていないことが、唯一の心の拠り所だ。

それにしても、気持ちを100%切り替えていくことは難しい。これからもきっと落ち込んだりすることもあるかもしれない。

気持ちの浮き沈みがありながらも、自分が面白いと思う仕事をしていきたい。

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