【転職回顧録-96】40代無職中年のアルバイト事情

会社を辞めてから、1週間ほどの休養した。
ただ家でゴロゴロしていた。

これからどうしよう、もう会社で働くのは無理なんじゃないか・・・
そんなことばかり考えていた。

そして、ふと思った。

1年くらい帰省していないので、一度実家に顔を見せることにした。
幸いにも両親は元気だが、私のことを随分と心配していたからだ。

父や母にはこれまでのことを話し、これからどうしていくつもりかを話した。

しかし結局、パワハラで短期離職してしまったことの理解は得られることはなかった。

こればかりは被害を受けた当事者でなければ気持ちは分からないので、いくら親と言えどもしょうがないだろう。

私はサラリーマンに向いていないことに気付いたということを話すと、母は、もう一度、サラリーマンとして頑張ってみてほしいと懇願された。

きっと今さら自営業など無理だと考えているのだろう。子を想う母親からすれば当然の心配だ。その一方、父親は蕎麦屋をやれという。これに至ってはもう無茶苦茶である。

結局、実家に2週間くらい滞在し、色々なことを話しはしたが、なにか希望の光が見えたということもなかった。

今回の帰省は結局、両親の不安を増してしまっただけなのではないだろうか、そんな気持でいっぱいだった。

そして、東京に戻ってきたはいいものの、お金を稼がなければ生活できない。そこで、手っ取り早くアルバイトを探すことにした。

本当は前に勤務していた塾に出戻ろうかとも考えた。塾とはケンカ別れしたわけではなく、困ったことがあったらいつでも連絡しておいでとも言ってくれていたくらいなので、むしろ超円満退職だ。

しかし、就職先が決まったことを理由に講師を辞めた手前、またここで働きたいとは言えなかった。

仕方なくアルバイト紹介サイトを色々とチェックしていると、中高年積極採用を謳っている近所のスポーツジムの求人を見つけた。時々、そこの近所を自転車で通りがかることもある。

これまでの経験とは全く無縁の仕事だが、むしろその方が一からスタートできる気がした。

さっそく、応募して連絡を待つこと一週間、ついに面接の連絡が来た。

さすがにアルバイトなら面接まで進むことができるな、などと考えながらオフィスカジュアルで、スポーツジムに向かった。

面接官は館長の30代と思われる若い男性だった。一通り履歴書の内容をみたあと、3、4つの質問をされた。

もし採用となった場合は、早朝勤務もあるという。なにせ家から自転車で数分の距離だ。問題なしと答えた。手応えあり!

3日後、あえなく不採用のお手紙が届いた。

きっと、まだ若い館長から見て、管理職経験もある人間は経歴的に扱いにくい人材と判断されたのだろう。

巷では40代以降の人材はアルバイトでも採用されにくくなっていると聞いてはいたが、まさにそのとおりだった。これでは先が思いやられる。

とはいえ、アルバイトの不採用ごときで凹んでいるわけにはいかない。次はパソコン講師のアルバイトに申し込んでみることにした。

パソコン講師の募集は探せば結構あるものだ。

私にはSEの経験もあるし、主に高齢の人たちにパソコンの起動方法やWordやExcelの初歩的な使い方を教えるとういうことだったので、それほど難しくなさそうだった。

それだけでなく、私には塾講師としての経験もあるし、これなら採用の可能性と目論んでいた。

さっそく、2、3件の求人に応募し、職務経歴書も添付して先方からの連絡を待つことにした(回顧録-97へ続く)

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