Cafe de 無職

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【転職回顧録-87】異常な空気

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良かれと思って手を付けた施策に厳しい叱責を受けた(転職回顧録-86を参照)。
全く意味が分からない。
昔ならそういった壁をぶち破ってでも仕事をしていたのかもしれないが、今は状況が違う。
43歳とは言え、まだ入って一ヶ月も経っていない新人なのだから。

そういえば、引継ぎの時、社長の人物像を訊いてみたところ、「少し癖はあるけど、すぐ慣れると思うよ」と言葉を濁していたことを思い出した。
そのときはさほど気にも留めていなかったが、その本当の意味がハッキリと分かった。少しどころの癖ではない。とんでもない癖というか、病気を疑うほどの瞬間湯沸かし器ぶりだ。

早くもこの仕事にウンザリしながら周囲を見ていると、被害者はどうやら私だけではないようだ。ある時、こんなことがあった。
役員らしき人物から電話がかかてきて、担当の女性の部下が対応していた。かれこれ30分以上は電話している。
随分と長時間話しているなあとよく見ていると、なんと、泣いているではないか。
さすがに大人の女性なので声を上げて泣くわけではないが、涙をにじませているのが遠目からでも分かる。

あまりにも異常な光景だったので、その電話が終わった後、面談と称してその女性をミーティングルームに呼び出して何があったのかを聞いてみた。
すると、「処理に手間取ってしまったのが原因で、私が悪いんです」とのこと。
どうやら社長以下、役員までも部下に対するスタンスがなにかおかしい。

この会社では仕事が担当者に深く紐づいているため、担当者以外の人間がその業務を分担することは非常に困難だ。そのため、同僚はもとより私はアドバイスや手伝いをすることができない。
う~ん、闇は深い。

そして、なぜか、その女性部下はこの一件があってから、私によそよそしい態度をとるようになった。一体何なのだ!
話を聞いてあげた私に感謝せよというつもりはこれっぽっちもないが、なぜ、私がよそよそしくされるのだろう。背後の味方から撃たれた気持ちだ。全くもって理解不能。

管理職ってこういうことなのか?
いや、決してそんなことはないはずだ。しかし、この会社ではこうなのだ。

この会社に入った直後はあれやこれやと、ハードやソフト面での仕事環境を整備しようと意気込んでいたが、そういうことをしてはいけない雰囲気なのだ。
このときハッキリとそれを悟った。

こんな異常な空気感は同期入社の熊さんの部署でも同じなのだろうか。
その日の帰り道、彼に電話してみることにした(顧録-88へ続く)

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