管理職としてのひ弱なメンタル【転職回顧録-管理職編6/16】

色々なことに違和感を覚えた私は熊さんに電話で相談してみることにした。

どうやら彼の部署も同じようなかんじらしい。

もしかしたら、この会社、超絶ブラックではないか?

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そんな思いが私の頭をよぎるようになったいた。

社長からの厳しい叱責、仕事のおかしな進め方

全てのことに違和感を覚え始めた私は熊さんに電話で相談してみることにした。

そして、その日の仕事終わりに、いつもの喫茶店で待ち合わせることになった。

私より少し遅れてやってきた熊さんの顔もどことなく沈んでいるように見える。

席について、二人でコーヒーをすすりながら、まずは私の近況を伝えた。

熊さんは頷きながらそれを聞いている。

ひとしきり今の現状を話した後、浮かない顔のくまさんのことが気になったので、私はその理由を聞いてみることにした。

するとどうやら、熊さんも同じような状況らしい。

パワハラが横行しているのは私の部署だけではなかったのだ。

一日に何度も社長から電話がかかってきて、そのたびに怒鳴り散らされるらしい。

状況は私と全く同じだ。

そんな話を聞いているうち、定年まで何十年もこの会社で仕事を続けられる自信がなくなってきた。

世間一般の人からすれば、「仕事にありつけただけありがたいと思え」と言われるだろう。

そして、高い給料をもらえる仕事なら我慢も必要だと指摘されるかもしれない。

しかし、恫喝まがいのパワハラを受けている張本人からすれば、それどころの話ではない。

精神を病むか病まないかのギリギリのところまで来ているのだ。

一度うつ病になってしまったら、回復するにはとてつもない時間がかってしまう。いや治ることはないのかもしれない。

そうなってしまったら誰が責任取ってくれるのか。

自分ひとりなら最悪まだよいが、私には妻がいるのだ。

どうやら、身の振り方をじっくり考え直す必要があるのかもしれない。

結局、精神的なバランスを崩さないようにお互い十分に気を付けようということでその日は解散した。

憂鬱なイベント

過酷な状況に置かれているのは私だけではないことが分かっただけで、少し気が楽にはなったものの、私にはとても憂鬱なことが待ち受けていた。

それは、約一週間にわたって開催される大規模なイベントのことだ。

なにが憂鬱かというと、このイベントには、パワハラ社長とその役員一同が勢ぞろいするからだ。

私は部門長として彼らに付いて回ることになっているため、常に罵倒の嵐を受け続けることが予想された。

まるで白い巨塔に出てくる院長の巡回シーンのようだ

こんなのは地獄以外の何物でもない。

考えただけでも胃がキリキリと痛かったが、妻の前ではそんな姿を見せられない。

そして、ついにイベント当日がやってきた。
私は一週間分の荷物をキャリーケースに詰め、重い足取りで家を出る。

そして地獄の出張が始まった…

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◆ 転職回顧録-管理職編7/16へ続く↓↓

憂鬱なイベントが開催された。はたして精神的に耐えられるかどうか…

40代元無職、出張先で常に叱責される【転職回顧録-管理職編7/16】
一日目:なんとかやり過ごすことができた。二日目:会議で細かな数字を求められたが、即座に答えることができなかった。会議終了後、社長が私のもとにやってきて「さっきの質問にスムーズに答えられなかったのはお前の不手際だ」と厳しく叱責された。「こんなことが続くようだと先は長くないぞ。代わりはいくらでもいるんだ」とすごまれた。三日目:社長のカバン持ちに徹した。カバン持ちだが、移動中は常に私への小言のオンパレードだ。時折、自慢話も出てくるため、それに乗っかって話を膨らませるようとすると「馬鹿者!お前は本当に頭が悪いな」と、結局は怒られる羽目となった。社長に嫌われているのがハッキリ分かる。
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