40代元無職、出張先で常に叱責される【転職回顧録-管理職編7/16】

ついに地獄の出張が始まった。

私は憂鬱な気持ちで家を出て、滞在予定のホテルに出発した。

はたしてどのような一週間になるのか?

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思い足取り

家を出た瞬間、憂鬱な気持ちが私を襲ってきた。

なにせこれから約一週間も、あの大嫌いなパワハラ社長と行動を共にしなければならない。

考えただけでも吐き気がしそうだった。

とはいえ、弱音ばかり吐いていられない。

責任者として数字や今後の展望などについて考えを求められることもあるので、そのあたりは念入りに準備をしておいた。

しかし、会場を移動するときや昼食などはずっと一緒だ。
昼食のたびに社長は「お前と一緒に昼飯を食べたくない」と言われる。

私だって好きで一緒に昼を共にしているわけではない。
むしろ1秒たりとも一緒にいたくない。

さて、我々裏方で仕事をする社員は宿泊先のホテルに現地集合することになっていた。

ちなみに会社のお偉方の宿泊先は一流ホテルに予約をとっている。
我々社員もその恩恵にあずかり、同じホテルに一人一部屋が割り当てられている。

この出張で唯一、楽しみなことを挙げるとするなら、このホテルに宿泊できることくらいだ。

やがて全員がロビーに集合したところで、明日からの段取りを確認し、荷物の搬入を済ませてからその日は解散となった。

部屋でゆっくり英気を養うと言いたいところだが、そうもいかない。
明日の予習をしなければ地獄を見る可能性が高いからだ。

胃がキリキリと痛む。
内定を受けた時の気分と比べると雲泥の差だ。

イベント初日

イベント初日を迎えた。

まずは複数の部屋で様々な会議が行われる。
私はほとんどの会議で社長に同行することになった。

◆一日目:
初日はあまり話題を振られることなくなんとかやり過ごすことができた。

◆二日目:
恐れていた事態が起きた。

細かな数字の報告を求められたが、即座に答えることができなかった。
幸い、他の社員がフォローしてくれたため、なんとか事なきを得ることができたが、それを良しとしなかったのが社長だ。

会議終了後、社長から別室に呼ばれ、「さっきの質問に答えられなかったのはお前の不手際だ」と厳しく叱責された。

そして、「こんなことが続くようだと先は長くない。代わりはいくらでもいるんだ」とすごまれた。

やってられるか!

◆三日目:
社長のカバン持ちに徹した。

カバン持ちだが、移動中は常に私への小言のオンパレードだ。

時折、自慢話も出てくるため、それに乗っかって話を膨らませるようとすると「馬鹿者!お前は本当に頭が悪いな」などと、結局は怒られる羽目となった。

どう答えてもこのパワハラじいさんと会話することは不可能なのだ。

私はこの人に嫌われているのがハッキリと分かる。

◆四日目
やっと最終日。
結局、何もいいことなく出張が終わった。

イベント終わりに参加者全員で集合写真を撮ることになったが、私は他の雑務の後始末があった。

そのため、私はその写真撮影に参加することはできなかったのだが、そもそも写真撮影があることを知らされていなかった。

つまり、私がその場にいないことをいいことに、のけ者扱いを受けたのだ。

私は別に写真に入りたいわけではない。

ただ、子供のいじめのような扱いを受けたことにガックリときた。
これが大人のすることだろうか。

心身ともに疲労困憊だった。

私は、会場に残った荷物を会社に送るように宅配業者に依頼してから帰路につくと、私はここに長く居続けるべきではないのかもしれないと思い始めていた。

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◆ 転職回顧録-管理職編8/16へ続く↓↓

地獄の出張を終えてグッタリする私。もうこの会社ではやっていけないのかもしれない…

元無職は疲労困憊【転職回顧録-管理職編8/16】
「最近、口数も少ないし、無表情っぽくない?」家では自分の精神状態をなるべく隠しているつもりだったが、あまり効果がなかったらしい。まったくダメな夫だ。理不尽ともいえる罵声や怒声を浴びながら、仕事を進めた。
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コメント

  1. m より:

    更新楽しみにしてました!
    クセのある社長ですが、お幾つくらいの方なのでしょうか?
    新しく入ったばかりの中途社員に完璧を要求するのは酷だと思いますが…

    あと、パソコンからだとコメントができないと思われますので、報告いたします。

    • middle-man より:

      mさま
      いつもコメントありがとうございます。
      この社長、私がこれまでに接してきたことのない強烈な個性の持ち主です。
      さて、私がこれからどうなるか、引き続きお楽しみください。
      最近、私生活が忙しく更新頻度が落ちていますが、どうかご了承ください。

      また、PCからコメントできないとのこと、ご指摘いただきありがとうございました。
      ソフトの不具合が原因と判明しましたので修正いたしました。
      これからもどうぞよろしくお願いいたします。