面接に4連敗
アルバイト面接に4連敗している。
その後、あらたに経験職の契約社員の求人を見つけ応募した。
今日は昼過ぎからその面接に行ってきた。
この企業は応募者全員と面接してくれるため、私のような40代でも書類選考で落選することはない。
そのような意味では非常に助かった。
この求人にはあまり気乗りではなかった。
実はこの求人、社内環境がキレイとはいえないような印象を受けた。
よくある小さめの事務机が並んでおり、2,3人の社員がそこでデスクワークしている。昭和の中小企業といった雰囲気だ。
そのため、出入りの激しい会社で、その補充要員として今回の契約社員の募集に至ったというよう勝手なイメージが頭の中に膨らんだ。
こういうことは求職者にはよくあることだ。
写真一つでその会社のイメージが左右されるということは、その逆もしかりだ。TPOをわきまえない服装で面接に向かうと、だらしない人物と思われてしまう。
第一印象とはおそろしいものだ。
このように、求人欄を見て色々なマイナスイメージが頭に浮かんでしまったが、職務内容が自分に合いさえすれば、少しくらいは我慢できるのではないかと考えた。
考えすぎか?
しかし、自分はそこまで贅沢を言える立場ではない。
念のため、その会社のホームページを見てみたところ、ホームページビルダーで片手間に作ったようなものではなく、ちゃんと作り込まれたものだった。
これだけで怪しげな雰囲気を完全に払拭することができたわけではないが、とりあえず面接を受けてみて、自分に合わないということがハッキリすれば、選考を辞退すればいいというくらいの気持で応募してみることにした。
応募してから、数日後、先方から面接の案内がメールされてきた。
自宅から約1時間くらいの距離にある本社で面接を実施するとのことだった。
持ち物として指定されたのは、履歴書と職務経歴書の二つ。
そして、ここでも平服でお越しくださいとの一文が!
私は迷わずビジネスカジュアルで行くことにした。
面接当日まで、あと一週間ほどだ。
聞かれそうな質問事項を4,5個ほど想定し、無難な回答を準備した。
30分ほど早く会場の最寄り駅に到着し、そこから歩くこと10分。
スマホの地図アプリを見ながら向かったのだが、道に迷ってしまい、なんとかたどり着いたときはすでに面接開始時間の5分前だった。
気温と焦りのせいでその時点で汗だくになってしまったので、ハンドタオルで入念に汗を拭いた。
インターホンで担当者を呼び出してもらうと、非常に丁寧な対応をしてもらい、スムーズに部屋に通された。
そのとき社内の様子をちらりと見ることができたのだが、予想外にとてもキレイだった。
求人欄に掲載されていたものとは全く違う。まるで、海外にあるオシャレな事務所という感じだ。
予想外の事態に戸惑いつつ、通された部屋で5分ほど待っていると面接官が入室してきた。
チノパンにTシャツとジャケットといった比較的カジュアルな服装で、かなり爽やかに見えた。
一般的に採用面接は、大企業であれば人事部などの専門部署が行うが、中小企業にはそのような余裕はなく、配属されるであろう部署の責任者が行うことが多い。
要は面官も素人なのだ。
面接の手応えは?
そのため質問事項は、志望動機、長所・短所など特にひねりのない質問が多い。
この会社も中小企業のため、求人を出していた部署の責任者が面接官だったが、質問内容はしっかりと練られたものが多かった。
私もそれに対して真摯に回答したつもりだ。
その面接官によると、この業種の経験者は少ないので、私は貴重な応募者らしい。履歴書や職務経歴書についても一定の評価をもらった。
どこまでが本音かは分からないが、ありがたくその言葉を受け取っておくことにした。
そして雑談も交えながら予定していた時間が経過し、その日の面接は終了した。
応募するときはあれほどマイナスイメージを抱いていた企業だったが、実際に面接を受けてみるとそれが180度変わり、今ではこの会社で働きたいと強く思っている。
会ってみないとわからないものだ。
面接結果が待ち遠しい。
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自分が好印象受けた場合、相手も好印象を持っている場合が多い気がします。受かるといいですね!