40代無職のくせに夏らしいことをやってみた

今年も夏祭りのシーズンを迎えた。
この時期はいつも思うことがある。

それは自分が無職ということだ。

家にいても、外から楽しげな音楽が聞こえてくる。
それとは対照的な自分の現状が惨めで仕方ない。

昨日はそんな気持ちだったが、そんな中にも少しだけ楽しかった出来事があった。

無職だけど妻を誘ってみた

ここ数年、夏祭りのシーズンはきまって無職な私。
今はそういうものとして自分自身、受け入れているところがある。

無職なので、とくに夏祭りに行く気にはならないし、楽し気な家族連れを見ると余計に落ち込んでしまうだけだ。

行ってみたところで別に楽しくもない。

しかし、妻は口には出さないものの、夏らしいイベントに出かけてみたそうだった。
女性は男性よりもこうしたイベントに行きたいものなのだろう。

彼女の表情を見ていればそのくらいは分かるようになってきた。

たしかに、旦那が無職だからと言って夏にどこにも行かず、家でテレビを見ているだけではちょっとかわいそうかもしれない。

ということで昨日、久しぶりに「どこかに出かけようか」と妻を誘ってみた。

しかし、私との別居を積極的に進めようとしている妻のことだ。あっさりと断られるものと思っていた。

妻は意外にもこの誘いにかなりノリ気だった。そこで久しぶりに一緒に出掛けることになった。

普段しないペティキュアを塗り、昔私が買ってあげた麦わら帽子をかぶっていた。

正直なことを言うと、私はそれだけでもう満足だった。
まさかこんなに喜んでくれるとは…

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さて、どこに行こうか?

行きたいところは決まっていた。
それは池袋ラーメンツアー。

しょぼいと言われればそれまでだが、今の私にはこれが精いっぱいの提案だ。

なぜ、ラーメンツアーかというと、単純に私の好みだ。

あまりお金を掛けず、それなりに楽しめそう。

体調管理のため最近はラーメン食べ歩きを控えていたのだが、おいしそうな新店を見つけたので、これを機に行ってみることにした。

醤油味だが、少し特徴的な味付けがしてあり、クチこみサイトで常に上位にあった。

かなり興味をひかれたので、さっそく昨日、妻と行ってきた。

混雑する時間を外して14時にお店に到着したのだが、それでも既に10人ほどが行列を作っており、私達もその列に並んだ。

炎天下のなか40分ほど待ち、やっとカウンターに座ることができた。

さっそく、この店のウリである醤油ラーメンを注文した。

ワクワクしながら食べてみるが、大してうまくもまずくもない。
いたって普通の醤油ラーメンだ。

期待値がかなり高かっただけに、肩透かしを食らった。

たしかに他の店よりはわずかに特徴的な味だが、それは事前に調べていたから分かることで、もし何の情報もなく食べていたら、普通のラーメンとの違いが分からないだろう。

食べ終わってから妻にも感想も聞いてみると、やはり私と同じだった。

「期待していたけど、それほどでもなかった。」

そこでハッとした。

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今の私もこのラーメンと同じだ。

当初は、「収入もまずまずだし、将来性のあるいい人と結婚できた」と妻や義両親から思われていたのだろう。

しかし今は、「何回も仕事を辞めて大したことなかった」と思われているに違いない。

最近は日常生活のあらゆるシーンが自分とダブって見えてしまう。

そんななかでも一緒に出掛けてご飯を食べ、何気ない会話を楽しむことができた。

ただ今日は、少しでも妻に楽しんでもらうこと、それだけが目的だった。

それができただけで良しとしよう。

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