近所を走ってきた。
継続して走っているわけではなく、衝動的に走ってきた。
体にいろんなものがたまってきている気がして、それを汗で流したくなったのだ。
また、走る時間帯は朝や夕方ではなく、日が照っている昼間を選んだ。
そのほうが汗が大量に出る気がした。
ただ、日中は日差しが強いので肌の弱い私にとってはつらい。そこで、長袖、長ズボン、顔には日焼け止め、首にはタオルという完全装備で走り出した。
また途中、脱水症状になってもいけないので、万が一のために200円とスマホを入れた小さな鞄を携帯した。
普段運動していないので、いきなり長距離を走るのは無理だ。半分は歩くくらいのつもりでゆっくり走り出した。
たまにはこうして走るのもいいものだ。
意識が走ることに集中しているので、普段よりも嫌なことを考えずに済む。
走り始めて20分くらい経つとジンワリを汗が出てくる。
それにしても余計な肉がついたことを実感する。
特に、胸、下腹部回り、お尻。
ここ数ヶ月で3キロほど痩せたのだが、それでも走るたびにそのあたりの贅肉が上下に動く。30代中頃までは感じたことのない違和感だ。
もう決して若くはないことを実感させられる。
こうして走っているともう一つ感じることがある。
それは私が何も変わっていないということだ。
たしか2年前も夏の昼下がりに、近所をこんな風に走っていた。あの頃もやはり無職だったのだ。
逆に変わったのは、少し小さくなったお腹回りと、今年に入って新調した眼鏡だけ。
それ以外は服装も身の周りの状況も何も変わっていない。それどころか、職歴が無駄に増えた分だけ悪化したのかもしれない。
もう少し走っていると、どこからか祭り囃子の音が聞こえてきた。本番のリハーサルだろうか。
それを聞いていると、なぜだか自分の状況が情けなくなってきた。
もう無理なのかもしれないという思いとまだ頑張れるという思いが、交互に頭に浮かんでくる。
そんなことを考えながら30分のランニングを終え、軽くシャワーを浴びた。
まずは先日応募したバイトの結果がうまくいくことを祈った。それ次第で今後の展望が変わってくるはずだ。
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じゅん。です。
汗を流す事、自然と共に歩む事、いいように思えてきました。集中するのでしょうか。するのでしょうね。
私は早歩きででもウオーキングをしてみたいと思いました。中々実行出来ずでいますが、その時間が自分を追い込むんですね。それを教えてもらったので、勇気を振り絞りたいです。記事、励ましになります。ありがとうございます〜。