二人の結論
夫婦の今後について色々と考えてきた。
しかし、私の考えだけで物事を進めるわけにはいかない。
そのため、妻や実家とも何度も話し合ってきた。
そして、昨日、二人の間で方針が固まった。結論としては当面の間、別居することになった。
一定の間は離れて暮らし、そこから先は私の働きぶりを見てどうするかを最終的に決定する。
要は、私の保護観察処分(?)というかたちになった。
別れたくない私にとっては、猶予期間をもらえた気分だ。妻からの信頼回復を図るため、これから最大限の努力をしていこうと思っている。
二つの案
考えられるストーリーは二つある。
その1:奇跡のV字回復に期待
→これからの私の頑張り次第で、もしかしたら最悪の結論を回避できるかもしれない。
その2:冷却期間を置く
→別居してからの最終判断であれば、周りからの理解を得やすい。
別居の判断に至るまでは色々な意見を聞いてきた。
結婚すると、その背後にある互いの親戚とも深く付き合うことになる。だからこそ、親戚の声をなるべく大事にした。これは妻からの要望だった。
これまでの経緯を知らない親戚からすれば、いきなり「離婚」の話を聞かされればビックリしてしまうだろう。
そこで、別居というステップを踏むことによみ、冷却期間を挟んで熟考の末の結論を出すことにしたのだ。
別れるかどうかをスパッと決めるという選択肢もあるかもしれないが、こんな考えもあっていいんじゃないか。ダメならダメでしょうがない。
私がまだ無職なことに何の変わりもないが、一つの結論が出たことで少し気が楽になった。あとは、私が頑張ればいいだけだ。
今週末、妻と私の共通の恩人にこの話をしてこようと思う。それはちょっと気が重い…
40代無職の再起動
頑張るとはいったものの、具体的にはどうするか?
自分でやってみたいと考える業態は決まっているものの、すぐに始められるわけではなく、行政からの許可を得なければいけない。
そこでまずは、役所に行って必要な許可を得るための手続きを行うことにした。
今までは離婚が決まってからやればいいやと考えていたが、二人の方針が固まった以上はそんな悠長なことは言っていられない。
なにせ、別居期間はそれほど長いわけではない。すぐにでも動かなければ。
また、申請から許可が下りるまでは約一か月ほどかかるようなので、それを待っていては別居後すぐに仕事を始められない。許可が下りるまでの待機時間は入念な準備期間に充てることにした。
当然だが、綿密な計画が必要だ。なにせ、これからの私のは働きぶりに私の将来がかかっているのだから失敗はできない。
なんとしても二人の楽しい生活を取り戻したい。実家の両親も安心させたい。
そんなこんなで遅まきながら、くすぶっていた私を再起動させることにした。
徹底的にリサーチしてトライアンドエラー。まずは最低限、食っていけるようにするしか道はない。
◆真・転職回顧録-再起動編 2/29へ続く
次回:方針転換を考え始めた40代無職男性。再びのハローワーク。